カツオとタイリクスズキの握り

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喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「カツオ」です。
カツオはスズキ目 サバ亜目 サバ科 マグロ族 カツオ属の魚。
一般的な食用魚ですな。
さて、今回の得物は大月町の道の駅で発見!
そのお値段、200円。
時は2013年の11月。
へ?200円?
無論、切り身ではない。
小型ながら1本丸ごと。
都市部ではありえん。
いや、都市部では捌ける人間などいないから、丸の状態で店頭に並ぶ事自体が稀か?
早速、購入だ。
長さ的には・・・・画像に写ってるブロックから想像くださいまし。
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大きくは無い。
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とっとと捌きましょう!
体の首?まわりの側面にある板状のウロコを包丁でそぎ取ります。
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そして、頭を落とします。
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血っ気のあるお腹の中をよく洗いましょう。
優しくね ♡
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身が柔らかいからね。
やあ、さっぱりしました。
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3枚におろして行きます。
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腹骨をそぎ落とします。
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白っぽい虫が見えますな。
ア〇な消費者なら、クレームを店舗に言いますかね?
「あんたの所で買った魚に虫がいるわよっ!!」
「だから何でしょう?」
「だから!あんたの所で買った魚に虫がいたのよっ!!」
「お客様、おっしゃっている意図が分かりかねますが・・・」
「あんたじゃ話にならないわっ!!店長出しなさい!」
「はい、私が店長ですが・・・・」
「あんたの所で買った魚に虫がいたのよっ!!」
「だから何でしょう?」
「何度言ったら分かるの!虫がいたのよっ!!」
「お客様、それは普通です。」
「何よ!あなた、言い訳するつもり?」
「いえ、一般常識的にそうなんです。」
「何よ?私が間違っているって言うの?」
「私からは申し上げにくいのですが・・・・」
「こんな店、2度と来ないわ!!!」
”2度と来なくて結構、おととい来やがれ・・・・”
と、店員と店長は思ったのでした。
無論、フィクションです。
でも、全国で年に数回くらいは発生してそう。
最近は、店頭に寄生虫に関する情報を掲載している店舗もありますね。
なかなか難しいでしょう。
食品の売り場に寄生虫の説明表示。
場合によってはイメージダウンかもしれん。
話が横道にそれましたが・・・・
体側の骨を切り出します。
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血合いの濃い部分を少し削り、サク取り完了!
透明感のある肉片です。
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脂は感じませんな。
若い肉体には脂っ気がないなぁ。
ウキッ!
今回はこれを寿司にします。
後は適当に切って、握るだけ・・・・・
仕上げにショウガでも乗っけときましょう。
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で、もう1品。
先回紹介したタイリクスズキを軽く〆た物も握ります。
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塩で〆、軽く酢に漬け、酢で柔らかくした昆布に乗せ、1日冷蔵庫でおねんね。
これも、適当に切りつけ握る。
にぎにぎ・・・
無論、適当である。
はい、でけた!
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早速頂くのじゃ。
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
カツオはサッパリとした味わい。
油を付加するカルパッチョみたいにすれば良かったか?
単に刺身では味わいは淡かったろう。
で、タイリクスズキの方はと・・
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
はあ、こっちの方が味わいがある。
そりゃあ、〆て1日寝かせてますもんね。
しみじみとした旨みがあります。
おいちい ♡
安い物には理由があるって事かね。
ま、安かろう、悪かろうの大手小売りさんの方向とはちと違いますがね。
今回は、鮮度は良好(この辺ではこれが普通)だが小型で脂の無い個体って理由だったのでしょう。
大手小売りの場合、粗悪品もしくは根本的に美味しくない物。
で、安いんだから文句言うなよ的な商品が多い。
賢い消費者になろう。

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