コイコク?

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「コイ」です。
コイはコイ目コイ科コイ属の魚。

コイと言えばコイコク。
か?

なんだかんだと作った事が無い。
作ってみますか?

使用材料はコイの頭などのアラ。
高知県は下之加江川産なり。

鮮度は抜群・・・ではない。
高知からクール宅急便で自宅に送り、そこから冷凍すること約5日。

一旦、沸騰した湯にくぐらせます。
そして冷水に落し、ヌメリや汚れをきれいに掃除します。

はい、下ごしらえが完了したら改めて鍋で煮ていきます。
今回は、お湯に少し日本酒もどきを入れ、長時間煮込みました。

どれくらい長時間かっていうと約7時間。
コイ頭の骨って硬いんです。

そりゃあもう、尋常ではない。
現地で下ごしらえした時は、包丁の背を重い木片で叩きましたから。

でも、長時間煮れば骨ごと喰えるかもしれない。
そう思ったんだす。

ひたすら煮ます。
7時間っていったら、一般労働者の1日の勤務時間に近い時間です。

いやあ、長いです。
このコイのダシをとっている感覚はスッポンを煮込んでいる状況と良く似ている。

丁寧にアクを取りながら煮込んでいきます。
さあ、そろそろ味付けしていきましょうか?

基本的に味噌なのでしょうが、一体どんな味噌がいいのでしょう?
よくわかりませぬ。

今回は白味噌をチョイス。
甘めの味付けでいってみるかの。

なにせ、コイコクなるものを喰ったことが無いもんで想像で味を創造します。
砂糖でも入れてみる?

みりんでも入れてみる?
しょう油も少し入れてみる?

そして、味噌を溶く。

さて、味見だ。
ずぴぴぷ・・・・・

・・・・・・くどい。
くどいぞ。

コクはあるけど甘すぎる。
やべえぇ・・・しくったか?

7時間も費やした挙句に失敗か?
悲しすぎるな。

とりあえず薄める。
具を入れてみる。

薬味を使ってみる。
ミョウガがあった。

多少マシになったぞ。
はひぃ~あぶねぇ。

でも、やっぱり甘い味噌汁になっちまったな。
砂糖なんぞ入れるんじゃねかったか?

砂糖入れるなら他の味噌使えばよかったか?
次回への課題だね。

肝心の骨は・・・・
はんぐうぅ~うんぐうぅ~って噛めば喰えます。

何?食品になってない?
うむ、おいらもそう思う。

圧力鍋が必要かの?
ちなみに、コイコクやらうま煮やらの記述を見ていると内蔵ごと使用し、その内蔵が旨いのだそう。

清流のコイは泥臭くはありませんが、内蔵ごと喰らうなら絶食させる必要があるでしょうね。
消化管内の内容物を出さねばなるまい。

でも、4kgオーバーを生かして持って帰れるのか?
難しかろう・・・・

だから、内蔵を賞味することは非常にむいずかしい?
ま、取り出して洗えばいけるか?

生かせない状態で丸ごと運搬は腐敗の元だなぁ。
内蔵を取り出して個別に運ぶか?

どの道、鮮度維持は難しそうだね。
一般車両に冷凍設備は無いし。

内臓をよく洗ってから、クール宅急便か?
それも一案だが・・

小型をGETして生かして持ち帰るしかなかろう。
んで、ベランダ&衣装ケースで飼育。

んだんだ。
これしかなかろう。

次に機会があったら・・・・ですかね?
いや、さすがに手間掛かりすぎじゃ。

んごっ!

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