“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材は 「アミメノコギリガザミ」です。
アミメノコギリガザミは十脚目ワタリガニ科ノコギリガザミ属のカニ。
そう、あの知る人ぞ知るノコギリガザミでございます。
ふんっ!
日本には3種が存在するようで、今回のノコギリガザミはアミメノコギリガザミ。
このアミメノコギリガザミがだね、釣れたんだ。
しかも、ルアーで釣れたんだ。

ほら、確かに科にカニでしょ?

ルアーに興味を持って掛かって来たのか?
偶然アミメノコギリガザミの前を通過したルアーに引っ掛かってしまったのか?
このアミメノコギリガザミに聞いてみないと分からない。
いや、聞いても答えられまい?
いや、その前にカニと日本人では言語が違うのでは?
いやいや、そもそもカニに言語って概念あるのか?
いやいや、カニに耳ってあんのか?
あ、あの口ではしゃべれないのでは?
何?話が長い?
だってだって、だってなんだもんっ♪
と、言う事で詳細は不明であるっ。
ウキッ!
さあ、世間ではそこかしこで絶賛されているアミメノコギリガザミ。
喰わねばなるまい?
ならんのじゃ。
初物はやはり観察だよね?
見たいんでしょ?
言ってごらんなさい♪
んもうっ!
エッチなんだからっ♡
いいわよ、見せてあげるっ!
ちょっとだけよ?
はい、シンクに転がるアミメノコギリガザミ。

はいっ!アミメノコギリガザミのお腹側。
はかまが大きいからメスだね。

何?フンドシだ?
おっ、おまいは女の子にフンドシはかせるのか?
おまいは変態か?
女の子にフンドシはかせて楽しいのか?
大丈夫か?
そんなおまいに、はかまのアップを見せてあげよう。

どうだい?楽しいかい?
何?鼻血が出た?
変な想像するんじゃないわよ。
カニはここに卵を抱えるから、メスはここが大きいんだ。
はい、左手。

はい、右手。

左手の方が少し大きいのかな?
はい、顔の様子。

まあ、カニの顔だよね。
そして、適当に塩を突っ込んだ塩水にアミメノコギリガザミを投入!

何?沸騰してから突っ込め?
やかましい、おいらの自由じゃ。
はあ?細菌が繁殖して食中毒?
どこまで細菌だらけのカニなんだ?
ちなみに、その食中毒起こす細菌の名前は?
細菌感染で食中毒起こすのか?
細菌が産生した毒素で中毒すんのか?
よほど熱に強い細菌なのか?
加熱で失活しない毒素なのか?
その産生する細菌と毒素の名称は何なの?
教えて?
ちなみに、一部腸炎ビブリオとかの記載がある。
腸炎ビブリオは腸管内で増殖する事から食中毒の要因が始まる。
腸炎ビブリオは食材の中心部がある程度加熱されれば死滅するのだ。
また、産生された毒素が食中毒の原因ではない。
だから、常温の水から茹でても、しっかり加熱すれば食中毒の原因にはならない。
察するに、鮮度の悪いカニを中途半端に加熱したから食中毒を起こしたのでは?
それは、熱湯に投入したところで加熱が中途半端なら、どの道、食中毒になるだろう。
ちなみに、腸炎ビブリオは真水にとっても弱い。
カニの場合は体内まで流せないが、魚の処理をする場合は真水で洗うのは必須だ。
さて、ゆであがったアミメノコギリガザミを眺めよう!
はいっ!、右斜めから♪

真っ赤になって、はずかちいのか?
あ、さっきの女の子にフンドシはかせる変態に怒ってんのか?
いやねぇ、変態は。
おっ、おいらは変人だが変態では無いぞっ!
はいっ!左斜めから♪

はいっ!後ろから♪

さあ、オープンしよう~

あれれ?
カニミソ的なもんが、あまり見られませんね。
さあ、それでは早速・・・・
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・・
イマイチだ。
おかしい、さほど風味も無い。
旨いもんだって思い込みからのギャップか?
いや、確かにあまり味わいが無い。
何か訳アリだったのかもしれませんね。
ルアーで釣れてくるくらいだから。
ちょっと、通常の状態では無かった可能性があります。
次回は健康体をGETしたいもんだな。
んごっ!
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