7月初旬の高知県産淡水ウナギと大月町産クロアナゴのかば焼き丼

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「ウナギ」です。
ウナギはウナギ目ウナギ科ウナギ属の魚。

ウナギなんて贅沢な食い物、買う事など出来ない。
だったら、釣りに行くしかあるまい?

その手間を考えたら、買った方が安いような気もする。
しかし、その目先のお金が無いのだ。

だが、一方で釣り具は常にそろっている。
エサのミミズも頑張ればタダである。

こりゃあ、釣りに行くしかあるまい?
行くしか無いのっ!いくのっ!!

今回の釣り場はね、長男からの情報で某田んぼの水路だ。

水路の中でも、合流点?になる所があって、ここで友人がウナギを釣ったらしい。

行くしかあるまい?

平野部の淡水のウナギは、ほぼ泥臭いから泥抜きの為、活かして持ち帰らなければならない。

活かす為の装備も準備し、れっつらゴー。

場所はこんな感じ。
とても狭い場所だ。

さあ、釣るぜ。

こんな狭い所だが、多彩なゲストが釣れた。
はい、ナマズ。

はい、ミシシッピーアカミミガメ。

はい、スッポン!
やったぁ~

はい、フナ。
ああ、十年以上ぶりだな。

もっと雰囲気のある場所でフナ釣って喰いたいっ!

そしてそして・・・・
ウナギだっ!

ナマズやフナは複数釣れたが、ウナギとスッポンは各1匹だけだった。

何だか残念な気分。
スッポンとウナギは泥抜き開始。

はい、ウナギ。

はい、スッポン。

しばらくこの状態で活かしておく。

それから2週間・・・・・
近所でコロダイを狙っていたら、目の前に長い魚が泳いできたのでイカ付けて狙ったら釣れた♪

これ、クロアナゴじゃね?
と、言う事でキープ。

あれだな、ウナギも十分泥抜きできただろうから、両方調理する事にしよう。

まずは、ウナギを生かしてる発砲クーラーの中に氷を投入してみる。

で、長いまな板を準備し、ウナギの目打ちを試みる。

が、ちょっと冷やしたくらいではおとなしくなりませぬ。
四苦八苦しながら、何とか開き終わる。

念のため、皮面を包丁でこそいでヌメリを除く。
無論、完璧には行かないが、問題無いだろう。

皆さん、知ってるとは思いますが、ウナギのヌメリは有毒だ。

しかし、加熱すれば失活するの、だから問題ないって事なのだ。

毎度のこと、しっぽの先っちょはうまく行かない。
ヒレの除去もコツが分からないな。

ま、喰えるからいっか?
適当にカット!

頭と骨は活用だ。

さあ、次はクロアナゴだな。
こちらは既に死んでいるので、暴れる事は無い。

暴れたらヤバイでしょ?
心霊現象だそ?

まな板の上のクロアナゴ。

死んでいても、長ものは目打ちをした方が処理がしやすいので、目打ちをする。
んで、捌いていく。

やはり、暴れない方が格段に捌きやすいね。

で、頭を落とし・・・

適当にカッティング。

骨が当たるので、骨切りを実施。
無論、適当である。

どんな事でも、適当が第一歩だ。
違うか?

頭と骨はタレ作りに使います。

まずはやってみる事が大事だろう?
やらないよりは良いのだ。

次は、かば焼きのタレ作りだ。
無論、市販品など買わない。

やはり、自作が旨いのだ。
ホントだぞうぅ~

まずは、ウナギとクロアナゴの頭と骨を焼きます。
こちら、焼いたウナギの頭と背骨。

なぜか?クロアナゴの頭と骨を焼いた画像が無い。

無いのだ。

で、この焼いた頭と骨をダシに使い、かば焼きのタレを作ります。

鍋の中に、醤油、水、酒、みりん、砂糖を投入し、そこに焼いた頭と骨を投入し、煮込む。

じっくり煮込む。
で、煮詰める。

煮詰めた骨と頭を取り出す。
無論、これも食べるよ。

そして、残った汁が、かば焼きのタレになる。

これだけで、ご飯が何杯も食べれます。

これを塗りながら、焼きます。
今回は、魚焼きグリルを使用。

ほら、焼けた・・・・

これを、丼にもって、残ったかば焼きのタレをかけ回し・・・
刻み海苔を載せて完成!

ああ、旨そうなり。

それでは早速・・・・・
いっただっきもぁ~す!

もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・・
んまいっ!

まあ、そりゃんまいよね?

ウナギは濃厚な味わい。
クロアナゴはあっさりしていますね。

ウナギほどの濃厚さは無い。
ほんのりとアナゴの風味がある。

やはり、アナゴはアナゴなんだな。

魚を常食している人ならクロアナゴの骨は気にする程ではない。

しかし、魚の喰い方があまり分かっていない人にはマイナスな点かもしれないね。

ウキッ!

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