カワハギの造り

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喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「カワハギ」です。
なんだかんだで初登場ですな。
カワハギはフグ目カワハギ科カワハギ属の魚。
小型の個体は秋に岸壁などから釣れるが・・・・
なかなか大きなものは釣れなかったりする。
何?腕がわるいじゃと?
そうじゃが?
カワハギの特徴は、まずはやっぱり皮ですね。
持った感じ、ザラザラです。
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ですから、非常につかみやすい。
他のヌメッた魚達とは大違いです。
そして、目の上あたりにある突起。
何気に痛い。
突起の後ろ側はギザギザしています。
他にも色々ありますが、長くなるので・・・・
何?長くてもいい?
い、いや、その・・・だんだん打つのがめんどくさく・・・
ではなく、皆さんの時間の節約の為に。
このカワハギ、時折フグの代用品・・・とか?
書かれている記事を見かける。
んな訳なかろう?
根本的な肉質が違うでしょうに。
歯ごたえが異なる。
さて、今回の獲物は例のごとく近所の海で釣れたものです。
鮮度の良い状態で喰うには最適な環境。
徒歩、ウン十秒で海ですから。
しかし、なぜに今まで登場しなかったのか?
それはね、買えば高いから。
都会だと、この1匹で500~700円くらいするか?
そんな魚、ビンボーなおいらに買えるかいな。
さあ、早速調理して行きましょう。
まずは皮を剥がねばなりませぬ。
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方法は色々あるのでしょうが、無論おいらは適当です。
口先を切り落とし、腹側と背中側に切れ込みを入れます。
後は、引きちぎるがごとく剥ぐっ!!
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おりゃぁっ!
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ピシュウィ~っと剥げます。
力任せで結構どす。
はひぃ~、無事に剥げました。
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あとは、頭を落とし、内臓を出し、良く洗う。
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そして、3枚におろします。
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体側の骨も他の魚同様に走ってますから取り除きます。
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上品に仕上げるなら、皮を剥いだ後に残る薄皮も包丁でそぎ取りましょう。
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透明感のあるキレイな切り身になりましたよ。
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やや薄めに切りつけて完成です。
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ああぁ・・んまそうですな。
さっそく頂きましょう!
もんぐもんぐ・・・・んまいっ!
この鮮度ならではの歯ごたえ。
淡く鼻腔を抜ける香り・・・・
白身魚ならではの風味。
寝かした方が旨いじゃなんじゃと言った話は無しです。
それぞれの味わいがあるのです。
店頭で販売されているカワハギではこの状態のものには出会えませんよ。
釣って15分後に調理開始ですからね。
んごっ!

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