”喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材は 「ワニエソ」です。
ワニエソはヒメ目エソ科マエソ属の魚。
![](http://fish-eat.latesjp.net/wp-content/uploads/2017/08/3月の宿毛産-ワニエソの刺身-18-300x225.jpg)
高知県西部の松田川河口付近の岸壁では巨大なエソが釣れる。
それがワニエソ・・・・と、思われる。
今回のワニエソは宿毛市の大島岸壁で釣れました。
ぬうっほんっ!
![](http://fish-eat.latesjp.net/wp-content/uploads/2017/08/3月の宿毛産-ワニエソの刺身-17-300x225.jpg)
でかいべ?
量っちゃあいないが2kg近いんじゃないかな?
どうちた?うらやまじいのんかぁ~
何?うらやまじくないじゃと?
なぜじゃぁ~
多くの釣り人はエソを嫌う。
なぜ嫌うのか?
これだけのサイズならかなり引くし、なかなか楽しいものだが?
喰うという視点からすれば・・・・・
骨が多い点と、加熱すればボソボソになる点。
この2点だろうか?
単に不味いというなれば、魚の状態が悪いか、調理がヘタクソなのだ。
骨が多いならば抜けば良い。
加熱すればボソボソになるなら生食すれば良い。
それだけの事さ。
ちなみに、練り物にするって手もある。
エソの練り物がまたんまいのだ。
で、今回は生食さ。
さあ、まずはウロコを落とそう。
![](http://fish-eat.latesjp.net/wp-content/uploads/2017/08/3月の宿毛産-ワニエソの刺身-16-300x225.jpg)
岸壁で車まで100mほど引きずったからウロコは大分落ちている。
残っているウロコを落とす。
ガシガシ・・・・
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で、頭を落とします。
おおおぉ・・・肝臓ですな。
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その奥には卵巣があります。
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産卵期なんでしょうね。
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お腹の中の血っ気を取り除きます。
![](http://fish-eat.latesjp.net/wp-content/uploads/2017/08/3月の宿毛産-ワニエソの刺身-11-300x225.jpg)
ほら、こんな感じ。
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やあ、さっぱりしました。
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さあ、3枚におろしていきましょう。
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腹骨をすき取ります。
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身質は悪くない感じが分かりますか?
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そして、ここからがかなりの手間だ。
指で骨の位置を確認しながら1本1本抜いていきます。
![](http://fish-eat.latesjp.net/wp-content/uploads/2017/08/3月の宿毛産-ワニエソの刺身-5-300x225.jpg)
途中で折れてしまう事もあります。
が、意地でも探して抜きます。
そして、皮を引く。
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皮を引いた後ににも、皮側を指でなでて骨が残っていないかを確認します。
よっ、よしっ、完璧だぁ!
これを切りつけて完成。
長かったぞなもし。
![](http://fish-eat.latesjp.net/wp-content/uploads/2017/08/3月の宿毛産-ワニエソの刺身-3-300x225.jpg)
さあ、それでは早速・・・・・
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・んまいっ!
特別な旨い感はありませんが、十分においちい。
舌触りや食感も申し分なし。
恐らく、これは高鮮度ならでは。
釣獲してから調理までの取り扱いによっても左右されるだろう。
エソだからって乱雑な扱いをしてはんまい刺身は喰えませんぞ。
キモも生食してみよう。
![](http://fish-eat.latesjp.net/wp-content/uploads/2017/08/3月の宿毛産-ワニエソの刺身-2-300x225.jpg)
適当にカット。
![](http://fish-eat.latesjp.net/wp-content/uploads/2017/08/3月の宿毛産-ワニエソの刺身-1-300x225.jpg)
そっ、それでは・・・・
頂きますっ!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・
ふん、若干水っぽい感じだね。
状態にもよるのでしょうか?
よく分かりませぬ。
ウキッ!
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