真夏の千葉県産小メジナのセゴシ

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「メジナ」です。
メジナはスズキ目メジナ科メジナ属の魚。

今回は子メジナのお話。

そう、夏から秋口にかけて堤防などで釣れるやつ。
メジナは九州方面ではクロ、関西ではグレと呼ばれ釣り経済の一部を担っている魚であります。

磯で専門に狙う釣り人ならともかく、型のいいメジナは一般には入手しにくい存在です。
そんな状況の中、比較的簡単かつ身近な環境でも釣れるのが子メジナ。

専門に狙う方からすれば、木端以下サイズの代物ですが・・・
しかし、単に食材として考えれば喰えるのだ。

さて、今回はとある港で子供に釣らせた子メジナを頂きます。
釣らせたといっても、奴隷のように”コラァ!!おまえら釣りやがれぇ!!・・バシィッ!!”

って訳ではありませぬ。
おいらは家族サービスを大切にするお父ちゃんなのだ。

年に1回は泊りで出かける。
えらいべ?

何?少ない?
しかも釣りばっかり?

いいじゃん別に。
と、いう訳で釣れた子メジナ+αをその場で調理します。

当時は真夏の炎天下。
スピードが命。

子メジナですから、セゴシが一番!
はい、獲物の一部がこいつ。

基本的にその場の海水を使用して処理していきます。
しかし、港は船が係留されてますから、場所によっては油が浮いています。

これには注意が必要。
浮いていたら、汲む場所を変えましょう。

大量に処理する場合、一つの作業を連続して行う方が効率は良いです。
まず、ひたすらウロコ取り。

 

カワハギの場合はカワハギ。
名前のまんまやね。

 

はひぃ~終わった。

次は、ひたすら頭おとしと内臓取り。

 

えっさ、ほいさ。
はひぃ~終わった。

ここからは、少しでも食べやすくするなら・・・・
背びれの付け根、尻鰭の付け根に包丁を入れ、鰭と付け根の骨を引き抜く。

あとは、ひたすらスライスじゃ。
うんぐぅ~この包丁切れ悪い。

包丁は研いでおきましょう。
何?大きなお世話?

はい、完成。
てんこ盛りです。

一旦ラップでもして、クーラーBOX内で冷やした方が美味しいでしょう。
今回はこのままいただきます。

一応、皿の下に保冷材をかましておきます。
金属製の皿には有効。

細かい芸はいらない。
程よく醤油をかけ回します。

さあ、それではいっただっきもあぁ~す。
もんぐもんぐ・・・んまい。

炎天下の不十分な温度管理下かつ切れない包丁・・・
の割にはかなりおいちい。

が、子供ら的にはセゴシは背骨が硬いようだ。
そうかな?

おいらのガキの頃は釣った小鯛やネズッポをセゴシにしてゴリゴリ喰ってたが?
軟弱なアゴよのう。

何?おいらが変?
どぼして?どぼして?

どこが変なの?

ふんっ!

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