コイの味噌汁他

その他コイ料理 (8).jpg その他コイ料理 (9).jpg
喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「コイ」です。
そう、先回の続きです。
まだコイのアラや卵巣が残ってますもの。
コイの甘酢あんかけ他 (12).jpg コイの甘酢あんかけ他 (13).jpg
とりあえず、アラは味噌汁にでもしよう。
魚はコイに限らずヌメリがある。
このヌメリは生臭みにつながる・・・・と思い込んでいる。
実際に中途半端な処理をすると、多少クセが出るように感じる。
そして、料理に白くヌメリが浮いていたら、ちょっと頂けない。
魚を捌いている時にヌメリをある程度取り除きたい時、金タワシをよく使用します。
体表や、割った頭の内側(要は口の中周辺)など。
水で流しながら、シャカシャカと金タワシでこすってやると良く落ちます。
そして、アラなどの調理で、さらに上品に仕上げたい時は、熱湯にくぐらせるか、熱湯をかける。
その後は余熱を除く為、冷水に落とします。
すると、ヌメリはその表面に白く固まります。
これをキレイに取り除いてやります。
ナマズのヌメリさえイチコロです。
むかしは丸ごとドッポンと熱湯にくぐらせてから、おろしたりしてました。
ただ、時間が長すぎると、皮が茹でました状態になるので注意が必要ですね。
捌く特、皮がボロボロと崩れ、やっちまった感が・・・・
ウロコのある魚の場合、熱湯にくぐらせた後、取り残したウロコなどを丁寧に取り除けば食べる時、口の中にウロコが残らず美味しく頂けます。
ただし・・・当然、その分時間が掛かります。
そりゃそうだ。
今回は金タワシでよくこすってあるので、そこまではしない。
コイの甘酢あんかけ他 (12).jpg
そして、コイの顔まわりにはウロコはありませんし。
そのまま鍋に入れ、何回か水で流した後、水を張り加熱開始だ。
その他コイ料理 (1).jpg
煮立ったら、アクを取り除き、味噌を溶いて完成。
器によそい、三つ葉を乗せてみた。
それは、庭に生えてるから・・・・
その他コイ料理 (8).jpg
そして、卵巣。
ソボロにしよう。
生の状態の膜は見た目はなんだ・・その・・結構・・・な感じ。
コイの甘酢あんかけ他 (13).jpg
この膜を、取り除けるだけ取り除いて鍋に入れ、何度か水で流す。
その後、浸るくらい水を張り、調味料を入れていきます。
その他コイ料理 (2).jpg
調味料は、醤油、みりん、砂糖。
適当に入れる。
その後、沸騰させ、味見を行い微調整。
アクを取り除きながら水分を飛ばしていきます。
その他コイ料理 (3).jpg
水を加えるのは、このアク取りの為。
下ゆでして、アクを取り除いてから調味してもいい。
少し味が抜ける気もしますけれども。
焦がさないように、まぜまぜしながら加熱しましょう。
膜が残っていれば取り除きます。
はい、出来上がり。
その他コイ料理 (4).jpg
ついでに、腹身の部分を串に刺して焼いてみた。
単に塩焼きさ。
その他コイ料理 (5).jpg
ちょっと、小料理風にしてみた。
木の芽味噌みたいなもんを塗ってもいいかもしんない。
でも、そこまでしない。
代わりに、木の芽を乗せてみた・・・
その他コイ料理 (9).jpg
さあ、さっそく頂いてみましょう!
まずは味噌汁から・・・
ずぴぴぴ・・
その他コイ料理 (8).jpg
ふん・・・・
海水魚とは異なる味わい。
何と言うか、ダシにシャープさが無い。
角の無い味わい。
丸みを帯びた味わいとでも言うか?
冬場なら、体が温ったまるぅ~って感じ。
しかし今、4月やし。
いや、この記事内の季節はね。
少しアクセントが欲しい。
で、では・・卵のソボロを・・・
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・
その他コイ料理 (4).jpg
ふん、昔作った時と同じ。
やや歯応えがあります。
いたって普通な味わい。
朝食にでもご飯に乗せてたべよう。
その他コイ料理.JPG
で、串焼き。
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・
その他コイ料理 (9).jpg
脂乗ってない。
産卵期の為かな?
しっかりした身質の食感。
海水魚とは少し違うが、白身魚の味わい。
コイだからって言う特徴を感じませんね。
なんか普通な感じ。
特別感が無いっ!
んごっ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です