8月の大月町産ミナミホタテウミヘビの唐揚げ

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「ミナミホタテウミヘビ」です。
ミナミホタテウミヘビはウナギ目ウミヘビ科ホタテウミヘビ属の魚。

知っていますか?
ミナミホタテウミヘビ。

おいらも初めて見た。
高知県は大月町の某港。

8月のとある日、コロダイを狙って夜釣りをしていた。
そこは手前が浅場で、透明度も高く底は丸見え。

ほげっと眺めていたら、アナゴらしき長い魚が泳ぎ去っていった。

いやあ、喰いたかったな、アナゴ。
しばらくすると、竿先がクンクン動き始めた。

その後、激しくゴンっ!ゴンっ!とし始めたので合わせてみた。

ゴックンゴックンっ!
おおっと、何か来た!

上げてくると、アナゴのようだ。
おっし、やったね。

アナゴGETだ。

そのサイズは1mくらい。
う~む、巨大だ。

しかし、なんだかアナゴっぽくないな。
体は思いっきり筋肉質だ。

こ、こいつはアナゴではない。
なんちゃらウミヘビに違いないっ!

これは、釣りキチちゃんの使命として喰わねばなるまい。

で、持ち帰る。
水揚げして3時間・・・・

グネグネと元気である。

さあ、まずは種類を確認せねば・・・・毒は無い?
画像等で見る限り、ミナミホタテウミヘビだ。

して、喰えるのか?
んん~毒は無いようだ。

よし、早速捌こうではないか。
何?その前に観察したいじゃと?

あい分かった。
早速行ってみよう!

はい、全体像。

はい、顔。
口先に何かついてるね。

はい、背鰭。

はい、胸鰭。

はい、尻尾の先。
硬く、つるんとしていますです。

ケツから砂に潜るのでしょうな。
おや?尻鰭を撮り忘れとるっ!

ゆるしてほしいでち。
ひとまず、ヌメリを取り背開き。

おや?卵巣が見えます。

クリームパンのクリームみたいな色。
何か食欲わかない。

撤去っ!

で、骨切りしてみた・・・が、粗い。
体の中に埋もれている骨が硬い。

ウツボ並みだ。
塩水に浸し、10分程度で引き上げ。

だって、骨切りしてスリットだらけなんですから。

ついでに、骨も揚げる。
無論、周辺についた肉が目的。

骨を喰らおうなんて考えは無い。
だって、硬そうだもん。

で、片栗粉をまぶし、油で揚げる。
よっし、完成じゃ。

よしよし、早速頂きましょう!
もんぐもんぐ・・・もんぐもんぐ・・・

マズかぁないね。

しっかし、骨が相当にきつい、っていうか太いね。
体に埋もれるその骨はかなり太い。

そして、硬い。

大きな塊を口に入れてはいけない。
それは、骨に対抗できないから。

少量口に入れ・・・・・

骨出すっ!

骨出すっ!

骨出すっ!

骨出すっ!

骨出すっ!

骨出すっ!

骨出すっ!

と、こんな感じです。
味はね、唐揚げにしたせいか?

普通に旨いよ。

しかしまあ、大量にあるのに・・・・
どうぴよう・・・

んごっ!

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