スーパーのオニオコゼの造り

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「オニオコゼ」です。
オニオコゼはオニオコゼ科オニオコゼ属の魚。

一般にオコゼと略され販売されている。

まあ、オニオコゼって書いて販売しても売れにくいかもね。
漢字では「鬼虎魚」と書くようだ。

釣りの世界では、オニオコゼを専門に釣ることはまずない。
そんなに釣れない?からか?

成長は遅いらしく、高級魚でありながらも養殖技術は確立されていない。
種苗放流に関する記述は結構見られますな。

各地で放流は盛んと・・・・
通販などでは小さい(100~200G)にもかかわらず、1,000円以上します。

キロ10,000円~20,000円ですか?
それだけみればトラフグ並みだ。

そんなオニオコゼが今回は何と!
598円の半額で299円。

安い!
夜遅くとはいえ、この値段で売れ残っているとは・・・・

さすが大阪。
魚の価値が理解できていないようだ。

ちなみに、背中が何やら剥ぎ取られているのは背鰭を取り除いている為です。
オニオコゼの背びれには毒があり、刺さると激痛が走ります。

よって、取り除いている訳です。
知ってるってか?

いちいち書くんじゃあねえ?
さて、鮮度に自信が無いのか?

から揚げに・・・ってシール付き。
確かにから揚げも旨いね。

しかし、当然ながらおいらは生食です。
さっそく捌いていきます。

今回も調理済みってことで、人の手でいじくりたおされていますから、まずはよっく洗います。
頭を落としたら、皮を剥ぎます。

ムクという表現が正しいかな?

ウロコはアリマセン。
オニオコゼの身はやや黄みがかっています。

いかにも旨そうじゃ。
はいだ皮は当然捨てません。

捨ててはなりませぬ。
骨と共にから揚げで美味しく頂けます。

頭も半分に割って、から揚げなり味噌汁なりに活用します。

そして、身を3枚におろします。

その後、身の側面に残っている薄皮を包丁でそぎとります。

繊維がしっかりしていますから、ココ重要。

あとは、体側の骨をそぎ落として下ごしらえは完了。
薄めに切りつけ、盛り付けて完成。

お~ほっほ。
これで299円・・・

さあ、それでは・・・いっただっきもあぁ~すぅ♪

もぐもぐ・・・もぐ・・・んまい!!

マグロのトロなどの脂の旨みしか分からんやつには喰わせたくないね。
あなたの味覚は大丈夫?

んごっ!

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