アカエソの練り物

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喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「アカエソ」です。
アカエソはヒメ目エソ科の魚。
エソの類は釣り人に嫌われる事が多い。
「なんだエソかよ・・・・」
こんな感じ?
たとえそれ以外釣れなくても持ち帰らない。
結構いいサイズでも、持ち帰らない。
勿体ない。
喰えばいいのに。
鮮度が抜群に良ければ刺身でも喰えるのにね。
おいらが持って帰ろうとすると・・・・
「そんなもん喰うがか?」
と言われる事が多い。
「コレ喰った事あるんですか?」
と聞くと。
「そなもん喰わん!」
と言う。
ほら、いつもの喰わずして批評パターンだ。
確かにね、昔、親にエソのすり身の入った味噌汁とか喰わされた時はボソボソの食感だった。
贅沢を言わないおいらはマズイとは思わないが、お世辞にも旨いものではなかったな。
何?それを世間では不味いと言うじゃと?
何を贅沢な事言っとるんじゃ。
食事ができる事をありがたいと思いなさい。
ちゃんと頂きますって言ってるかい?
料理がすぐに出てくるのが当たり前と思ってないかい?
それが出てくるまでは長い工程を経てるのよ。
誰かがが、どこかでその作業を行っている。
何?肉は焼くだけ?
おまい屠殺のシーンとか知った上での話か?
誰かがそれをしてくれているから、そこに肉があるんだ。
YouTubeで動画が見れるから確認するといい。
何?話がそれてる?
おおぉ、何のは話だったけ?
へ?エソの話?
そうそう、今回はアカエソのお話だったね。
まあしかし、旨い不味いは調理法の問題もあるのではないか?
練り製品の原材料名をみると、エソの名前はよく目にする。
恐らく練り物に向くのだろう。
クソ不味くて喰えたもんじゃないって魚はどこにも利用されないハズだ。
で、いつもの近所の海でアカエソをGETしたので、さっそく試すだ。
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今回もダイソーのメタルジグで釣ったぞ。
ぬぅっほん!
まな板の上のアカエソ
なかなかボリューム感あるべ?
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まずはよく洗いましょう。
ヌメリを落とすイメージでしょうか?
そして、頭を落とします。
おりゃっ!
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うんぐぅっ・・・
で、内臓を抜きます。
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血っ気を除き・・・・・
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3枚におろします。
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そして腹骨をそぎ取り、皮を引きます。
最近はアカエソを捌く時はウロコはそのままです。
皮ごと使わない時はね。
時に問題ありません。
少し、身肉にウロコが移りますが、流水で軽く流して水気を除けばOK。
やあ、無事に肉片になりましたよ。
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肉片の中にはたくさんの小骨が埋まっています。
それを考慮しつつ・・・・・
包丁でたたきます。
トントントン・・・・・
トトトトトトト・・・・
ダダダダダダ・・・・
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さて、ある程度叩いたら、塩を加えます。
今回は2%弱。
そして、叩きつつ練る。
ねっちゃねっちゃ・・・ダダダダダダ・・・・
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少し片栗粉を加えてみた。
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ねっちゃねっちゃ・・・ダダダダダダ・・・・
もういいかな?
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いいのんかな?
どこまでやれば良いのか?
わからん。
透明感も出て来たし、そろそろ良いか?
このままでは形成しにくいな。
片栗粉をまぶそう・・・・
なんとなく形にする。
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そして、ボイルしました。
ゆで時間は適当。
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さあ、カットして完成!
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おおお・・それなりの見てくれではないか?
それでは早速・・・・
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・・
ん?おや?
味わいは上品な感じ・・・
が、練りが足りなかったのか若干のボソっと感がある。
しつこいくらいに練った方がいいのだろう。
修行が足りんな。
んごっ!

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