5月の高知県産ヨメヒメジの刺身

っちゃあいかんのか? へようこそ!

今日の食材は 「ヨメヒメジ」です。
ヨメヒメジはスズキ目ヒメジ科ヒメジ属の魚。

そういえば、昔、下関に住んでた頃。
市場にキンタロウの名前でヒメジが売っていた。

親は煮物にしかしなかった。
甘露煮風に作ってたな。

今思えばいろいろ出来たね。

おいらはガキだったから、自分が釣った魚以外は調理しなかったんだな。

イメージは鮮度落ちの早い魚。
目にするヒメジはすでに内臓ドロドロな感じ。

さて、5月初旬のとある日、おいらは岸壁でルアーを投げていた。

特別何を狙っている訳でもない。
お?何か掛った!

ん?なんじゃこりゃ?

どうやらヒメジの仲間のようだ。
こんな魚もルアーに喰ってくるんだぁ。

へぇ~

かわいそうだから逃がして・・・あげないっ。
おいらに釣られたのが運の尽きじゃ。

諦めておいらに喰われるがよい。
ぬおっほっほ~う♪

ってブツブツ言ってたら怪しいでしょ?
いくらおいらでも口には出しませぬぅ。

エライべ?
ぼくちんは大人なのら。

うっほんっ。

コヤツ、逃がさなかったからなのか目を合わせてくれません。

ぷいっ!

ふんっ!

なんじゃその態度は?
喰っちまうぞっ!

いや、なに、言ってみたかっただけさ。
と、いう事で持ち帰り。

さあ、さあ、いつもの行きますか?
見たいんでしょぅ?

素直になりなさい ♡
はいっ、全体像。

はいっ、上から ♡

はいっ、下から ♡
いやんっ。

はいっ、背鰭。

はいっ、尾鰭。

はいっ、尻鰭。

はいっ、腹鰭。

はいっ、胸鰭。

はいっ、顔。

はいっ、口。

はいっ、ひげ。

ヒメジの仲間はこのヒゲが特徴ですね。
何でも?味蕾に似た構造ががあるのだとか。

ヒゲで味が分かるなんて・・・・
すごいねぇ。

ちなみに、このヒゲ・・・
収納できるみたい。

こんな感じ?

いや、強引に押し込んだだけか?
はい、お楽しみいただけましたか?

へ?何?興奮が収まらない?
変態か?

ん?おいらの事じゃと?
おいらは単なる変人じゃ、変態と一緒にするでない。

さあ、それで捌いて行きましょう!
まずはウロコを取ってよく洗います。

頭を落とし・・・・

お腹を開いて、内臓を眺めます。
ほうほう・・・ふんふん・・・

内臓を取り去ります。

中の血っ気を取り除きましょう。
おいらは歯ブラシを使います。

3枚におろし・・・

腹骨をすき・・・

 

体側の骨を抜きます。
可食部位の確保の為ですね。

そして、皮を引きます。

適当に切り付けて完成!
釣獲後30分程度経過してます。

さあ、それでは早速・・・・・
言っただっきもぁ~すっ!

もんぐもんぐ・・・・・もんぐ・・・
脂は乗ってないね。

タンパクな味わい。
淡い風味の白身魚の味わい。

特別感はありません。
食感は・・・・変化していきます。

この喰ってるわずかな時間の間に歯応えが失われていきます。
あらら・・・鮮度劣化の早い事。

ちょっと手を加えた方が良いのかも知れません。

ウキッ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です