“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材は 「ヒラスズキ」です。
ヒラスズキはスズキ目スズキ科スズキ属の魚。
い~つのぉ~こぉとぉ~だかぁ~♪
お~もぉ~いだぁ~してぇ~ごぉ~らぁん~♪
ああ、先回更新したのはいつだったか?
何?記録を見れば分かるじゃと?
その通りじゃ。
よく仕事場で、言葉のみで仕事を進める人間がいる。
無論、その時の状況によってその判断が正しい場合も多い。
しかし、過去を振り返る必要性が出た時、記憶に頼る事になる。
人間の記憶なんてあいまいなもんだ。
特に政治家はね。
なんたって、「記憶にございません」ですもの。
やはり、情報は記憶より記録だ。
「たぶん」とか「おそらく」なんて仕事で使うべきではあるまい。
それが通用する職場は非常にゆるい職場だ。
と、いう事で1ヶ月以上放置してしまっていらのら。
ごっ、ごっ、ごめんなちゃうぃ~~~~~~~~
ウキッ!
さあ、本題に移ろう。
今回は4月のヒラスズキのお話。
この時、近所の海は荒れ模様だった。
そして、流れ込みは若干増水気味だった・・・
行かねばなるまい?
そして、凄腕釣り師のおいらは見事に釣ったのら。
やったぁ~
ヒラスズキが喰えるじょ。
むっふっふ~
ちなみに、高知県西部はヒラスズキの味わいが分からない人間が多いようだ。
ヒラスズキに限らず、保守的なイメージを受ける。
そして、自分たちの食文化以外の食文化を否定する。
なぜそんなに意固地になるのか?理由は不明だ。
「あんなもん喰わん」
「で、そのあんなもんを喰った事あるの?」
「そんなもん喰わんっ!」
と、いった感じ?
人間の味覚の発達は、10~15歳頃までに終わるという記述が多い。
恐らく、彼らは非常に狭い食文化の中で育ったのではないか?
だから、味覚の域を広げる事が出来ない。
ストレートな味わいしか感じ取れない。
そんな所だろう。
さあ、今回は釣獲した翌日に調理開始だ。
だって忙しかったんだもん。
シンクに転がるヒラスズキ。
なかなか肉付きがいいね。
まずはウロコを落とします。
そぎ落としてもいいのですが、今回は普通に落としました。
で、頭を落とします。
おや?
胃袋が膨らんでいます。
中身は・・・・・
なんじゃらホイ。
キビナゴか?
内臓を取り除き、浮き袋も剥ぎ取ります。
この浮き袋、煮るとクニクニとした食感。
そして、水分が無くなるまで揚げるとカリカリとなり、なかなかおいちい。
浮き袋を取り除いた後、中をきれいにします。
背中部分に血っ気がたくさん付いていますからね。
やあ、さっぱりしました。
さて、ここから3枚におろしていきます。
はい、2枚におろし・・・
3枚におろす。
その後、腹骨をそぎ落とします。
そして、皮を引く。
体側の骨を取り除けばサク取り完了。
切りつけ&盛り付けて完成!
今回は厚切りとそぎ切りの2種盛りさ。
で、キモも切りつけてみた。
さあ、それでは早速・・・・
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・
ん、ん、ん、んまい!
弾力のある食感、淡い脂、そして香り。
ヒラスズキの味わい。
体力を回復しきったくらいの4月の個体は脂を持った個体も多いですからね。
なかなかおいちい♡
この味わいを完全否定するなんて、哀れなるかな。
何?キモはどうした?
いや、別に普通においちい、でもカワハギの類にはかないませぬ。
んごっ!
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