9月後半の松田川産ヒラスズキのお刺身

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「ヒラスズキ」です。
ヒラスズキはスズキ目スズキ科スズキ属の魚。

さあ、またまたヒラスズキです。
高知県西部ではヒラスズキは特別な存在ではありません。

高知に住むまでは、それはそれは特別な存在でした。
それが、今やスズキ掛けるよりヒラスズキ掛ける頻度の方が高いんだな。

なんと贅沢な!

ヒラスズキの良い所は長期間淡水域にとどまらないせいか?淡水魚的なジオスミン様臭等の着臭が無い事だ。

この辺りではスズキもほとんど着臭個体にはお目にかかれませんが、無くは無い。

今回の獲物は、高知県西部の松田川で釣獲したものです。
当時、降雨により増水していた。

行かねばなるまい?
暗い時間帯と満潮、大潮とも重なっている。

位置的には、堰のある場所だ。

あら、釣れた。

それ、釣れた。

また釣れた。

ほら、こんなに釣れましたよ。

おいらにとっては貴重な食料だ。
さて、良さげな個体を刺身にしましょう!

どれにしようかなっ。
よし、コイツにしよう!

まずは、ウロコを落とし・・・・

頭を落として、内臓を抜きます。

で、お腹の中からかなり消化された魚が出てきました。

なんだろう?
やはりボラかな?

その後、浮き袋を割いて背中側の血っ気をよく洗いましょう~
こんな感じだね。

浮き袋の付け根には脂肪が見て取れます。
旨いに違いないっ。

ふんっ!

でもって、3枚におろし・・・・・

腹骨をすき取り・・・・

皮を引きます。

皮を引いた後のサクの表面がテカってます。

体側の骨を除いたら・・・・・

切りつけるのみだ。
えっさっ、ほいさっ。

さあ、完成だ!

釣獲してから3時間しか経ってませぬ~
現在時刻は深夜0時過ぎさぁ。

ここまで高鮮度なヒラスズキの刺身はなかなか喰えまいっ。

高知に住んでりゃ頑張れば喰えますよ。
みんな高知さ来い。

さあ、それでは早速・・・・・
いっただっきもぁ~す!

もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・・
んまいっ!

やはり、この歯触りや食感、淡く香る風味は高鮮度な魚ならではですね。
上質な身肉にさらに脂の味わいも加味されとてもおいちい。

しかし、ここまでボラやスズキを喰いたくってるヤツって他にもいるのかな?
世の中広いからきっと居るんだろうねぇ~

んごっ!

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