ワカメのメカブ

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「ワカメ」です。
ワカメはコンブ目チガイソ科ワカメ属の海藻。

今回はメカブと言われている部位になります。

メカブとはワカメの胞子葉の事だ。
ワカメの生活史は下記の通りなり。

春の終盤から初夏にかけて胞子葉(メカブだね)から配偶子と呼ばれる胞子を海中に放出。

この配偶子には雌性配偶子と雄性配偶子が存在する。
オスとメスが存在する訳だね。

この配偶子が海底に付いて発芽し配偶体となり、夏を越す。
この時期、ワカメ的なモノを見ない訳だな。

水温が低下し、日照時間が短くなる秋頃にそれぞれの配偶子が 卵、精子を作る。
これらが受精し発芽して芽胞体となる。

これが成長し、ワカメになる

ふむふむ。

メカブを喰らうって事は、ワカメの生殖器を喰ってるようなもんだな。
違うか?

小売りで販売されるワカメはグラム売りされる場合がほとんど。
メカブも同様だな。

本日の獲物はグラム98円。

 

321円・・・の半額で160円だ。
おいらの地元(下関)では、ワカメなんてタダで海岸に流れてきていた。

季節風で大荒れして、ワカメの根本がせん切れて流れてくるんす。
だから、ワカメごときに300円なんてばかばかしいのですが。

ここは千葉ですからねぇ。
しかし、東京湾と言えども4~5月にはコ汚いワカメが岸壁にびっしりと着くんでしょうな。

ま、悲しきサラリーマンとしては現実的には買うしかないんですなぁ。
あうあうぅ~

さて、まずはボイルだ。
鍋に湯を沸かす。

沸いたら、メカブを投入!

色が緑に変わって、少ししたら取り出し&冷水へ。

少しこそぐと、結構汚れ?が出る。
でも、きりが無いので適当なところであきらめる。

この後、包丁でたたいてもいいのだが、時間がかかる。
ここはやはりフードプロセッサーだね。

粉砕開始!
スイッチON!

ウィ~ン~・・・任務完了!
細かくし過ぎたか?

ま、細かく粉砕するとどうなるのか?
確認するいい機会だ。

気のせいか?ぬめりが無いな。
あれん?

ま、気にせず調味していきましょう。
ここはベーシックに、醤油、酢、塩で加減します。

そして、よくかき混ぜる。
味見をして・・・・問題なければ・・・・完成!

しかし、ぬめりが無い。
粉砕しすぎたのが原因か?

さっきまであんなにぬめっていたのに。
ま、いっか?

ごはんにかけよ。

わさびも乗っけて・・・
いっただっきもあ~すぅ。

もんぐもんぐ・・・
ふぅ~む。

やはりぬめる方が旨いな。
ぬめらないと食感がざらざらします。

決してマズくは無いのですが・・・
ぬめり嫌いな人にはいいかもしれませぬ。

んごっ!

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