喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「ヒラスズキ」です。
ヒラスズキはスズキ目スズキ科の魚。
季節は12月中旬。
雨が降っていた・・・・・
この時期にしては暖かい雨さ。
激しく振ってきた・・・
行かねばなるまい?
へ?どこに?
そりゃあなた、釣りに決まってますがね。
すぐそこだし。
すぐそこって言っても、車で2分くらいさ。
ホントすぐそこ。
へ?そんな近場に車で行くな?
だって、雨やし。
道具も運ばないかんし・・・・
やんや言うでない。
あまりに近場でお気楽な場所の為、カメラ持ってくの忘れた。
そんな時に限って・・・・
釣れてしまうんだなこれが。
そのサイズ90cm。
流れ込みの幅、数メートル。
干潮時には干上がるこの場所。
おいら以外誰も竿を出さないような場所さ。
そんな場所で巨大なヒラスズキが釣れるのら。
むっふっふ~
まいったか?
何?まいらん?
むむむ・・・・・
他にもつれたんだぞ!
まいったか?
へ?まいらん?
ちきしょ~~~あうあう~~~
んごっ!
シンクに転がる大型ヒラスズキ。
収まりきれませぬ。
でか過ぎて1枚のまな板では処理しにくい・・・・
ので、2枚連結なのだ。
これでいいのだ。
木製のまな板と樹脂製のまな板の共演なの。
「あああ・・木製のまな板さん、私あなたのことが前から・・・」
「ぼ、ぼきも樹脂製のあなたの事が初めて会った時から・・」
うううううっっ・・・合体 ♡
あっはんっ ♡ ♡
一部重ねないと崩れ落ちますです。
そして、ヒラスズキをまな板の上に乗せる。
よいしょっと・・・
ちなみに、HITルアーはコイツです。
お、まずはキレイに洗おうかね。
おいらが体を洗っちあげるぅ。
ぐっふっふ~
さあ、せっかくなので観察しましょうね ♪
うっふん ♡
はい、顔。
スズキとは異なる風貌ですね。
はい、口。
何?ピンボケ?
やかまちい。
はい、第一背鰭。
はい、第二背鰭。
はい、尾鰭。
はい、尻鰭。
はい、腹鰭。
はい、胸鰭。
はい、目。
あああ・・・こんな瞳で見つめられたらぁ~
も、も、も、もう・・・食べてしまいたくなるぅ。
んごっ!
お楽しみ頂けましたか?
何?楽しくない?
楽しかったって言いなさいよ!
そうよ、そうよ!
やんややんや。
あへっ。
さあ、まずはウロコを落とそう。
今回はそぎ落とし。
そこそこに切れる包丁があれば誰にでも出来るのよ。
特別な事はありませぬ。
おいらの包丁は1,980円なんだからぁ。
誰か・・・おいらにいい包丁買っちくれろ。
で、そぎ取ったウロコはこんな感じ。
そして、頭を落とします。
骨の節の部分に包丁を入れましょう。
でないと、切り落とせませぬ。
ま、ここだけの話ではないですがね。
おや?
胃袋が何やら膨らんでます。
取り出してみよう・・・・・
おお、こんなにたくさんのボラが・・・
無論、汚濁エリアとは異なりますので、ドロ臭いボラを喰ってる訳ではござりません。
そして、お腹の中から釣針が出てきた。
ほう・・・誰かの仕掛けを切りやがったなコイツ。
お腹の中には発達中の卵巣があります。
ヒラスズキの産卵は一般的に春先と言われてますね。
この白い部分は浮き袋です。
普通の魚はこの浮き袋で浮力の調整を行いますです。
ホントだよ。
だって、ヒラスズキ本人に聞いたんだからぁ。
・・・・・・・・・・
・・・・ウソでち・・・・・・・・・・
ごめんなちゃうぃ~~~~~~~~
ウキッ!
これを取り除くと、こうなります。
処理中に身肉に血っ気が移らない為にキレイに除きます。
ふぅ~・・・サッパリしましたな。
まな板を1枚にしよう。
「樹脂製のまな板さん・・・お別れだ・・・・」
「何よっ、私を捨てるの? この人でなしぃ~~~~あうあう~~~」
さっそく3枚におろして行きますよ。
おおお・・・骨だけでもでかい感じだ。
大きな肉片だ。
で、腹骨を切り取ります。
そして皮を引こう。
長いので、ちょっと切るかな。
あちょっ!
体側の骨を切り出す。
さて、ちょっと試食をば・・・
もんぐもんぐ・・・
うんむ、んまいね。
脂はさほど乗っておりませんな。
しかし、脂的味わいではない白身魚の味わい。
釣獲から3時間ってところか?
良い食感だ。
評論家さんには喰わしたくないね。
さ、キッチンペーパーに巻いて保存だ。
冷蔵庫で寝てろっ!!
んごおぉ~~~
勿論、内臓もないぞうぅ~
いや、あるぞうぅ~
コイツらは煮物だにゃ。
さて、夕食にサクを切りつけようかね?
おいっ、起きろっ!
んごっ?
さあ、切りつけだ。
よいしょ、よいしょ・・・
さあ、お刺身の完成です。
それでは早速・・・・・
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
ん、んまいっ。
若干繊維が荒い感じがしますね。
大型魚ゆえか?
しかし、なんだな。
やはりヒラスズキは薄目に切りつけるのがんまいね。
ウキッ!
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