7月の高知県産アイゴの刺身

喰っちゃあいかんのか? へようこそ!

今日の食材は 「アイゴ」です。
アイゴはスズキ目アイゴ科アイゴ属の魚。

ここでは2回目の登場か?
やっと7月の話になりました。

無論、昨年のお話さ。
例のごとく、大月町の道の駅を物色。

おや?アイゴがあるではないか。
そのお値段、100円。

へ?ひゃくえん?
こんただ魚が1匹ひゃくえん?

こりゃぁ買わねばなるまい?
買わねばならぬぅ~

で、買っちゃった・・・・

しかも2匹。
2匹買っても、200円さ♪

コンビニでカップ麺買うのと変わらんぞなもし。
しかし、この魚。

一般の小売の店頭では殆ど見たことが無い。
そんなに漁獲量が多くない事は何となく推測できる。

そして、独特の風味があり、かつ背鰭等のスパインに毒を持つ。

毒と言っても、死ぬような毒ではないのだろうが、刺さるとかなり痛いらしい。

販売される場合、この鰭の部分は切り落とされている。
ま、そりゃそうだろう。

漁師町的な地域の場合、多くの住民は魚を捌けるが、都市部では皆無だろう。

そんな状況下、あえて手間の掛かる単価の低い魚を販売する所も無い?

ある意味、地域色豊かな魚と言えるかもしんない。
鮮度のいいアイゴを食せるのは、地方のみ。

偏見を持つ人は、”あんな魚のどこが旨いんだ?”とのたまう。

しかし、おいらはアイゴが大好きでち。
さあ、今回も元気に生食しましょう!

何のヒネリもないな。
でも、いいのら。

生食街道を突き進むのら!
さあ、それでは捌いて行きましょう。

ちなみに、アイゴにはウロコらしきものはありません。
よって、ウロコの処理は不要。

んん~・・・観察する?
見たい?

でも、鰭の一部は切り取られておりまする。
へ?それでもいいから見たい?

んもうっ!
わがままだなぁ~

で、では・・・期待にお答えして・・・・

はい、顔。
なんだか小鳥みたいですね。

はい、背鰭の一部。

はい、尾鰭。

はい、尻鰭・・・切られてる?

はい、腹鰭。
ん??・・・切られてる?

はい、胸鰭。

お楽しみ頂けましたか?
今回は、中途半端だったね。

さあ、頭を落としましょう。

おや?卵巣が見えますな。

コイツは女の子だな。
で、もう一方は・・・・

精巣ですな。

コイツは男の子。

雑食性のせいなのか、内臓がてんこ盛りです。
で、中には大き目?な浮き袋がありました。

まるで、フナの浮き袋みたいですねぇ。
何?フナの浮き袋を知らないじゃと?

そんな事も知らんのか?
そんな事では立派な社会人にはなれんぞっ!!

え?そんな事ないって?
そ、そうかもしれにゃい。

へ?知ってて何か役に立つのかじゃと?
無論、何の役にも立たんぞ。

まいったか?
で、内臓を取り除いたらキレイに洗います。

さて、3枚におろしましょう!
はい、2枚おろし。

はい、3枚おろし。

こうやって見ると、改めて内臓部分が大な魚だと思いますな。

マナガツオなんかとは対照的です。
さあ、腹骨をそぎ落としますよ。

面積が大きいからやりにくいですな。
慎重にいこう。

よいしょっ、よいしょっ!

今回は体側の骨は骨抜きで抜きました。

そして、皮を引いたらサク取り完了。
キッチンペーパー等で余分な水気を取り除きましょう。

さあ、切りつけ&盛り付けだ。
シソは庭に生えていたものを使用。

はい、2匹だから?2皿できました。
2皿で200円さ。

はい、1皿目。

はい、2皿目。

 

どうだい?

マク〇ナルドでハンバーガー喰ってる場合じゃないぞっ!

さあ、さっそく頂きましょう!
もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・・

はぁ~・・・んまいっ!
独特の風味がアイゴを感じさせます。

鮮度も良好。
おいちいな♪

どうしてみんな嫌うのかな?
ぼくちんわかんない。

ウキッ!

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