冬の福島県マガレイの刺身

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「マガレイ」です。
マガレイはカレイ目カレイ科マガレイ属の魚。

関西ではあまりおなじみでないカレイです。
イメージは若干北方系な感じですか。

個人的にはあまり大型の個体を見たことがありません。
20~25cm前後をもっともよく見かける。

地方名もあるようで、今回購入のラベルにも”赤次かれい”の表示がありました。
一度はから揚げなんぞ作って喰ってみたい魚なのですが・・・

薄さと大きさからぴったし・・・のはず。
1枚200~300円程度はするもんで、家族5人分の調達を考えるとやはり割高なのだ。

マガレイはマコガレイに多少似ていますが、体の裏側にやや黄色っぽい部分があるので区別できます。
さて、そんなマガレイですが、やや大きめな個体を発見!

しかもお値段、280円なり。
これは買うしかあるまい。

ちなみに、福島県産。

無論、極上の鮮度は期待しません。
生食できれば良しとしよう。

しかしまあ、カレイやヒラメって白いお腹側を上に向けてパックされていることが多い。
まあ、気持ちは分からんでもない。

表は地味ですからね。
場合によっては、きちゃないと思われるかもしれない。

だったら裏向けといたら?って感じですか?
しかし、買う側からしてみれば鮮度の状態を判断する場合、表の方が分かりやすいんだな。

別にいいんですがね。
さて、早速調理しましょう!

まずはウロコを落とします。

 

そして、頭をおとして・・・内臓を取り出す。
抱卵してますね。

カレイの卵巣は体の奥へ向かって細長い。
だから引っ張ってもスッポリとは抜けない。

ひとまず、卵巣の入ったまま5枚おろし開始。
卵巣全体が露出されたら、取り出す。

 

5枚おろしの作業を続けます。
無事におろせました。

この後、腹骨をすき、皮を引いたら下ごしらえは完了。

 

あとは、好みに切りつけるのみ。
・・・・でけた。

鮮度バツグンではありませぬ。
なんじゃあこりゃあ?ってことも無い。

で、ではさっそく・・・・・
いっただっきもあ~すぅ。

もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・
んまい!

わずかに水っぽさを感じますが、大きな問題ではありませんな。
生食できる事が幸せ。

真似する場合は自己責任でどんぞ。

ウキッ!

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