初夏の下ノ加江産マゴチの塩〆の薄造り

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は マゴチです。
マゴチはスズキ目コチ科コチ属の魚。

やあ、久しぶりの更新だぁ~
って、思ったら、またマゴチのお話になっちゃった。

ごめんなちゃい。
あへっ♡

季節は初夏。
7月初旬のお話さ。

個人的に一番好きな季節だ。
夏のはじまり・・・

それは美しい砂浜にかわゆいお姉ちゃん達が戯れる季節。
きゃっほ、きゃっほ~

さあ、砂浜に出撃だぁ!!!
って、無論、釣りです。

まいったか?
ん?

ここは高知県西部の下ノ加江の砂浜だ。
何?カワユイお姉ちゃんじゃと?

ガキすらおらんわい。
人がおらん。

たまに見かけるのは、じいちゃんの犬の散歩さ。
うううっ・・・お姉ちゃんいにゃい。

あああ、時間もお金も無いおいらにお恵みを・・・・

”ガンッ!!”

おっし、掛った!
やったぞなもし。

そして、無事にキャッチしたのは・・・・
マゴチちゃんだ。

むっふっふ~~

お姉ちゃんがいなくったって、おいらにはおいらにはマゴチちゃんがいるもんっ!

負け惜しみじゃないもんっ。
だいたい、何に負けてるって話じゃ。

ぷんぷんっ!
さあ、お家に帰ろう。

そして、翌日。
まな板の上のマゴチ。

あらん、そんなに大きくなかった。
でも、今回は生食するのじゃ。

さあ、さっそく捌いていこう!
マゴチはエラブタ付近に・・・

トゲがあります。

別に毒はありませんが、あまりにさり気なので時折手に刺さります。
気を付けませう。

ふんっ!

頭付近には穴が空いている。
これは神経〆の跡さ。

あの、ワイヤー突っ込んでカショカショするヤツ。
最近調子こいてあれこれやってる。

まずはウロコを落とそう。
ガシガシ・・・・

ふうぅ~
次に、お腹に包丁を入れ、頭を落とします。

その後、内臓を抜く。

おや、卵巣が見えますね。
内臓を除くと、こんな感じです。

中には血っ気が見えます。

この部分をキレイに取り除きます。
ハブラシ等でこすればキレイに取れます。

はい、キレイになりました。

さあ、3枚におろして行きますよ。

あ、それ。

で、お腹周辺の骨を今回は骨抜きで抜いてみた。

でも、後日、おろす時に骨に沿って包丁を入れれば良い事を知る・・・・

ま、今回はこれで良い事にしてくだちゃい。

んごっ!

その後、皮を引く・・・・
身肉の形状からして剥ぎにくい。

これも、失敗したら皮が残った部分をそぎ落とせば良いのだ。
細かい事は気にするな。

今日はこのサクに塩を施し、塩〆を作成します。
そう、単に塩を振るだけ。

サクに塩を振り、しばし冷蔵庫で放置。

おおよそ2時間後・・・

軽く流水で塩を流し、水気をとっておりますです。
で、うす目に切りつけて完成!

端っこにちょっと映っているのは、冷凍スダチ。
ちょっと見てくれ悪かったんだな。

さて、軽くスダチを絞って・・・・
頂きますっ!

もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・・
おいちい♪

マゴチは比較的タンパクな味わいです。
しかし、塩を施し寝かす事で塩味以上のものを引き出せます。

処理はスムーズかつ、丁寧に行うことがポイントでしょうか?
臭みがあーだ、こーだ言う人は扱いが雑なのです。

料理番組とかで、魚の臭みがうんぬん言うヤツらってどんな素材使ってるんだって思うね。

臭みの無い状態のものを選び、使えい。
選ぶ事が出来ないって事か?

ウキッ!

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