“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材は マゴチです。
マゴチはスズキ目コチ科コチ属の魚。
さあ、今回もマゴチのお話だ。
季節は9月初旬、勤務後に短時間立ち寄る岸壁にて釣獲したもの。
ルアーで釣れたのだが、このルアー、市販のままの状態ではフロントフックが
無いのだ。
だからね、無理やりフロントフックを付けられるように加工したんだな。
やるな、ぼくちん。
ふんっ!
さあ、まずはヌメリでもとりましょうかね。
金タワシでシャカシャカとこするとヌメリはおおかた取れまする。
その後、ウロコを懸命にとります。
ガシガシ・・・・
ふぅ~・・・・
ウロコがとれました。
さあ、頭を落としましょう。
まずは、お腹側から包丁を入れてみる。
で、もって、その後にクビの左右から包丁を入れる。
内臓を取り除くと、卵巣が見えますな。
9月初旬でも抱卵してるんですな。
この卵巣も取り除くと、背骨周辺に血っ気があります。
これをキレイにお掃除。
ここまでやっておくと、捌いている時に身肉に血っ気が移りません。
ま、別に死にやしませんけどね。
その後、3枚におろしていきます。
腹骨周辺の骨の走り方がイマイチ分からないが、アタリをつけながらおろす。
そして、皮を引いてサク取り完了。
マゴチは側面が丸っこいから皮引きはよく失敗するが気にしない。
残った部分は切り取ればいいのだ。
ふんふん。
まずは、刺身でも喰うかい?
んだんだ。
って事でお刺身さ。
うんむ、おいちい♪
一部、手巻き寿司にでもする?
んだんだ。
海苔に酢飯とマゴチとキュウリに梅干しなんぞ乗っけて・・・
巻くっ。
巻き巻き・・・・
で、では・・
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・
うんむ、おいちい♡
そういえば、アラがあったね。
塩・コショウしたマゴチのアラをアルミホイルに乗せ・・・
バターを乗せて、オーブントースターへGO!
で、ホイル焼きの完成だ。
何?見た目が良く無いじゃと?
だから何よっ!
見た目が何だって言うのよ!
人間は中身なのよっ!
へ?人間の話なんでしてないじゃと?
そ、その通りだな。
ま、個人で喰うんだから見た目は気にしないでいいのっ!
副材料使うとお金掛るんだからね。
で、では・・・・
頂きますっ!
もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・
ふんふん、これもおいちい♡
マゴチっておいちいね。
さて、残ったサクには塩を振って寝かそう。
キッチンペーパーで巻いてあげるよ。
ベットも準備したぞ。
無論、少年ジャンプだ。
おいらはジャンプなんて買わないが、ムダ使いするヤツがいるんだな。
ただ捨てるのも勿体ないので、最後のお役目を果たしてもらう。
それが、ドリップの吸収だ。
さあ、お寝んねしよ~ねぇ~
ねぇ~むぅ~れぇ~良い子ぉよぉ~~~
んごぉ~~~んごぉ~~~
んごぉ~~~んごぉ~~~
んごぉ~~~んごぉ~~~
おいっ、そろそろ起きろ!
んごっ?
2日も寝てたぞ!
さあ、今日は寿司にしよう。
まずは寿司ネタ用に切りつけ。
で、酢飯と握るっ。
にぎにぎ・・・・
無論、てきとーである。
ふんっ!
その後、軽くスダチを絞ります。
やあ、寿司だ寿司だぁ。
それでは早速・・・・・
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
んまいっ!
脂っ気はありません。
しかし、マゴチの旨みとスダチの酸味と香りが重なりかなりおいちい。
脂ギッシュな魚しか旨いと思えない人間には分からないだろうね。
哀れなるかな。
んごっ!
今の時期の四万十川で釣れるチヌがウマイですよー。海苔食べてるみたいで、ヒジョーに風味豊かです。
でも巨大なミノーにヒットしたんですけどね?
県をまたいだナマズキックさん
コメントありがとうございます。
晩秋が旬なのですかね。
私は数年前のこの時期に松田川の河口で175mmのミノーに喰ってきた50cmUPのチヌがとても美味でした。
この個体はお腹の中がイガイだらけでしたね。
チヌの旬はいつごろなのか?常に疑問です。
個体差も激しいので、たまたま旨い個体だったのか、旬だから旨かったのか?
良く分かっておりません。
喰っているものによっても食味は変わりますものね。
四万十川でこの時期にチヌを狙って釣る手段を考えないといけませんね。