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喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「シマダコ」です。
シマダコは頭足綱八腕目マダコ科のタコ。
ここ、高知県西部はやはり南方系なんでしょうねぇ。
マダコを見ないなぁ。
無論、店頭ではなく近所の海で。
たしかに、魚の類はやや南方系。
内湾の魚は、いない種類もある。
メバルもアイナメもいない。
ワカメも生えてない。
だからして、タコも南方系?
この辺でやたらとタコの値段が高いのは、周辺でマダコが獲れないからか?
まあ、最近は近所の海で時折シマダコやスナダコを捕獲するので全くタコを喰えない訳では無い。
今回は10月の後半に、近所の海ですくった獲物だ。
またタモ網ですくってしまった。
網に入れたまま一定時間放置すると、網目から足が抜ける・・・・・
シマダコも必死に逃走を試みているつもりなのだろう。
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しかしなぁ。
ムリだべ?
網目に足を突っ込んでも逃げられんぞ。
こうなると、こっちも大変。
なかなか足が抜けないんですもの。
でも、何とか引き抜く。
ボールに入れたシマダコはぐったりしている。
疲れたのか?
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こっちも疲れたわ。
ったく。
食材として見るシマダコはやはり少しマダコと違いますな。
模様があります。
なんか白い斑点みたいなものがある。
膜は薄っぺらい感じ。
塩を振り、ぐちゃぐちゃと洗う。
手動でやる限り、ヌメリを完全に取り除くのは難しい。
ある程度で割切る。
イメージは、吸盤についている汚れはとれたか?
これでOK。
若干のヌメリは加熱後でも落とせる。
しかし、吸盤内の汚れは茹でる前に落とさないとなかなか取れない。
ここは妥協しない方がいい点だね。
今回は生の段階で内臓を抜きます。
胴の部分をクリっと返して、中身を取り出します。
そして、内部にくっついているエラを取り除く。
よく、タコの頭って言われている部分は実は胴の部分なのら。
まあ、言われるまでも無いって人も多いかもしんない。
目の付いている部分周辺がタコの頭なのね。
こういった生き物の仲間を頭足類と言う。
イカなんかもそう。
で、内臓を抜いたら、後は茹でるのみ。
好みの状態になるまで塩水で茹でます。
沸騰した塩水に足先から徐々に入れていきます。
こうすると、足がキレイに丸まりますです。
はい、ゆで上がりました。
ちなみに、ゆで時間なんて適当です。
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生っぽいのが好きなら短時間。
1~5分って感じで、大きさ等によっても違います。
茹でた後、自然に冷ますか冷水に浸けるかなんつーもんも好きにすればいい。
個人的には、生っぽくしたい場合、冷水で冷却します。
必要以上に余熱で熱が入らないようにする為に。
個人で調理する限り、お客さんに提供する訳じゃあありませんからね。
もう、「こうじゃないと絶対ダメ」って言うヤツは大嫌いですな。
よほどの事をやらかさない限り、喰えない状態なんかにはなりません。
ちょっと硬かったりするくらいです。
薄めに切って、少し包丁入れるとか、工夫してみるのもいいじゃないですか。
何か細かいことを考えすぎて、調理を断念するくらいなら、適当でいいからやってしまえって感じですよ。
さて、茹でたシマダコを適当に切って出来上がりです。
さあ、早速頂きましょう!
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もんんぐもんぐ・・・もんぐ・・・
おいちい。
タコってんまいね。
でも、かみさんは喰わない。
恐らく、見た目がキモイからとかだろう。
女はビジュアルが先なのかもね。
うちのかみさんは、食の領域がせまい。
哀れなるかな。
んごっ!


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