カイダコのボイル

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喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「カイダコ」です。
カイダコはタコ目アオイガイ科の生き物。
4月後半のとある日、おいらは近所の岸壁で夜釣りをしていた。
いつものライトの照る浅場だ。
水面を見てると何やらクルクル回っている白っぽいモノを発見。
本能的にすくってみると・・・・
貝殻・・・・か?
中に何やら見えるが・・・なんじゃこりゃ?
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もしかして、珍しい生き物なのか?
もしかしたら地球規模で貴重な生物なのか?
まさかね。
後で調べたら、さほど珍しいモノではないらしい。
中には吸盤が見える。
何か図鑑で見たことあるような、ないような?
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名前が浮かんでこない。
とりあえず、角度を替えつつ写真を撮る。
ほい。
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ほい。
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ほい。
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ほい。
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ほい。
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貝?の口?を下に向けると、動き始めた・・・・
いや重力に負けて抜けているのか?
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自分の意思なのか?
もしかして、逃げ出してるつもりか?
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しばらくすると・・・・
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おてあげ~・・・・って姿に見える。
おやおや。
そしてヤツは地上へ・・・・
何やら重力にはかないません~的な姿。
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殻を見ると卵のようなモノが見える。
ほう、自分の殻に産み付けるのか?
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ん~む。
自分で殻に戻れるのかな?
ホレホレ・・・・・
やさしいおいらは、近くに殻を添えてあげたのら。
「あら?これは私の殻だわ・・・・」
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「ここに私は戻れるのかしら・・・」
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「やっぱり無理だわ~」
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なんじゃ?この根性無しめ。
仕方ない、直接入れてあげよう!
ほれ・・・・
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あれ?
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ムリ?
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仕方ない・・・・・喰うか?
シンプルに塩ゆでにでもしよう。
自宅に持ち帰り、まな板の上に転がす。
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「んもうっ!どこ見てんのよっ!!」
なんじゃ?タコのクセに生意気な。
ま、これが最後だ、角度を変えてあげよう。
なんかイカのようなみずみずしさがあるね。
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一部の足先に膜のようなものがある。
殻の中に留まる為の機構なのだろうか?
調べてみると殻を作る為のモノらしい。
ほらほら、しゅっとしなさい、しゅっと!
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で、適当に内臓を抜き、海水くらいの塩水でボイル。
5分もゆでてないね。
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さあ、完成だ!
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やあ、とっても美味しそう・・・・でない。
ま、いっか?
それでは早速・・・・・
いっただっきもぁ~す♪
もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・・
柔らかいね。
ゆで時間の問題もあるのかも知れませんが、歯応えは弱い。
風味も強くなく、コクの無い味わい。
しかし、変なニオイや味がある訳でもない。
簡単に表現すれば、水っぽくてあんまり味無いねって感じ?
でも、何喰ってるの?って聞かれたらタコなのだ。
で、殻が残ったのだが・・・・・
カイダコ  (11).JPG
ヤフオクで売っちゃったぁ。
あへっ♡
3,100円で売れたっち。
んごっ!

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