四万十川産スズキの造り ゆかり風味

四万十川産スズキのゆかりがけ (1).JPG 四万十川産スズキのゆかりがけ (19).JPG
喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「スズキ」です。
スズキはスズキ目スズキ科の魚。
スズキはもう、何回も登場してるから今更書くまでも無い?
季節は晩秋。
もうすぐ冬がやって来る。
そんな時期が年内最終かつ最大のスズキの爆釣シーズン。
この時期、河川を遡上するスズキも多い。
特にアユの棲息する河川では。
スズキは海水魚なのですが、淡水域まで侵入します。
目的はもちろん、捕食の為。
この時期、アユの生息する河川では、産卵の終わった落ちアユがどんどん流れてきます。
この落ちアユを狙ってスズキが集まってくる。
で、集まったスズキを狙うのが我々釣り人な訳ですな。
今回、釣獲した河川は四万十川。
場所は赤鉄橋付近。
夜の赤鉄橋は日中とは異なる趣きがあります。
四万十川産スズキのゆかりがけ (20).JPG
2013年のアユの状況は良くないらしく、例年に比べ非常に数が少ないらしい。
移住者のおいらは例年の状況は知らない。
2011年、2012年は釣りに行く時間的ゆとりが無かったしね。
2013年こそはっ!!
って時に、コレですよ、まったく。
夏場の高水温が影響しているとかなんとか・・・
四万十市が最高気温日本一に輝きましたからね。
でも、だからって、全く釣れない訳でもない。
今回も無事にGETしましたよん。
4kgオーバー・・・でも、77cm。
でぶい。
四万十川産スズキのゆかりがけ (21).JPG
どんなもんだいっ!!
んおっふぉん! んえっふぉん!
ウキッ!
さあ、今回は観察からいきましょう。
で、では・・・・
はい、顔。
口がやたらとでかいです。
四万十川産スズキのゆかりがけ (18).JPG
はい、第一背鰭。
四万十川産スズキのゆかりがけ (12).JPG
はい、第二背鰭。
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はい、尾鰭。
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はい、尻鰭。
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はい、腹鰭。
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はい、胸鰭。
四万十川産スズキのゆかりがけ (17).JPG
はい、エラ。
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はい、瞳・・・・・
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そんな目で見つめちゃぁ・・いやん ♡
あへっ。
さあ、ウロコを落とします。
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そして、頭をおとします。
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黄色い卵巣が見えますな。
はい、内臓。
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生き物には、たいがい内臓があるんですよ。
知ってます?
「魚さばくのってぇ~手が汚れるからヤ~ダぁ~」
お?何か聞こえてきましたぞ。
その前におまいは捌けんのか?
「くさいしぃ~」
お、おまいの香水の方がくさいど。
うっ!満員電車の中じゃあ逃げられん!
だ、だれか、助けちぃ~~~~!!
さて、お腹の中をきれいに洗います。
さっぱりしました。
四万十川産スズキのゆかりがけ (4).JPG
で、ここからサク取りまでの画像が無い。
なぜだろう?
ま、いっか?
今回は少し風味を加えます。
ゆかりを使います。
なぜ?
それはね、その辺に転がっていたから。
ただそれだけ。
何でも、やっちまえばいいんです。
やばそうなもん以外。
そうそう外すまい。
切り身にゆかりを着け、庭のネギや三つ葉を巻いてみた。
四万十川産スズキのゆかりがけ (3).JPG
もう一方は、皿に盛り付け、ゆかりを振ってみた。
さあ、出来上がりましたよ。
四万十川産スズキのゆかりがけ (2).JPG 四万十川産スズキのゆかりがけ (1).JPG
早速頂きましょう!
で、では巻いた方から・・・・・
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・
うんむ、三つ葉が若干ゴワゴワするね。
ネギは穴の空間が邪魔だな。
では、皿に盛った方をば。
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・
んまいっ!
普通に刺身でも十分にんまいが、また別の味わい。
シソ?の風味と軽い酸味が良い感じ。
刺身とゆかりは合いますな。
んごっ!

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晩秋のスレンダーなスズキの刺身

晩秋のスレンダーなスズキの刺身 (9).jpg 晩秋のスレンダーなスズキの刺身 (11).jpg
喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「スズキ」です。
スズキはスズキ目スズキ科の魚。
やあ、久しぶりの更新だ。
なんだかまた周回遅れの危機がやってきている・・・・
ヤバイそなもし。
さあ、今回は晩秋に釣獲したスズキのお話。
通常冬場に産卵するスズキちゃん。
だから、秋から晩秋にかけてはよく太った個体が多いハズ・・・
それが、河川で釣獲したスズキは結構な確率でげっそりした個体が存在する。
中にはガリガリに近いものも存在するのさ。
イメージ的には、エサ喰ってんの?ってくらい。
でも、今回の個体はそんなイメージのスズキではなく、スレンダーな個体。
痩せてる感じでは無い。
松田川の河口で釣獲しました。
遺伝的に細いのかね?
晩秋のスレンダーなスズキの刺身 (1).jpg
悲しそうに咥えたルアーを見つめています。
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「何でこんなモン喰っちまったんだ・・・」
うううぅ・・・かわいそうに。
おいらが喰っちあげるぅ~
シンクに転がるスズキちゃん。
やはり生きていた時の美しさは無いね。
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さあ、シンクからまな板の上に昇格だいっ。
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最近神経締めを始めました。
あの脳天からワイヤー突っ込んでシャコシャコするヤツですね。
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で、ウロコを落として、頭を落として、内臓を抜いて、キレイに洗う・・・・・
と、こうなる。
んふぅ~
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3枚におろし・・・・
腹骨をすき・・・・
一方は皮を引く。
晩秋のスレンダーなスズキの刺身 (8).jpg
一方は皮付きのまま湯にくぐらせ冷却。
ついでに引いた皮も同様に。
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体側の骨を除き、切りつけて完成!
ちなみに、釣獲後5時間ってところ。
晩秋のスレンダーなスズキの刺身 (9).jpg 晩秋のスレンダーなスズキの刺身 (11).jpg
それでは、通常の刺身から・・・・
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・
んむ、鮮度の良さが生きてますな。
いつも通りんまいど。
で、では皮付きをば・・・・
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・
ふんふん、こっちもんまいど。
でも、いつもと何ら変わらないね。
スレンダーだからってモノは何も無い。
脂はほぼ乗ってませんね。
だから、脂が乗ってないと旨いと思わない人には向きませぬ。
ウキッ!

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