四万十川産スズキの造り

四万十川産 スズキの造り (1).JPG 四万十川産スズキの腹身の造り.jpg
喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「スズキ」です。
今回もスズキです。
だって、先回は腹身しか使ってませんもん。
スズキが続いちゃあいかんのか!
何?誰もいかんなんて言ってない?
へ?そうかい?
そうなのかい?
涙がちょちょ切れそうじゃ・・・
んごっ!
じゃ、じゃあ遠慮なく続きをば・・・
先回、3枚におろして腹骨はとり除いてあります。
だから、今回は簡単でち。
四万十川産 スズキの造り (4).JPG
ところで、このスズキという魚、その環境により淡水魚のコイやナマズのように着臭する。
着臭要因は様々ではあるが、淡水域に侵入している個体の着臭要因は恐らくコイやナマズと同じではなかろうか?
海水域で捕獲された個体も着臭している場合があるが、淡水魚のそれとはまた別要因であろう。
個人的に思うにスズキは比較的汚染に強い魚。
がしかし、それが故に汚濁した水域にも回遊していく。
そこで、汚濁物質?により着臭する。
最も、汚濁物質が流入する経路は恐らく河川であり、その河川はより汚濁している事になる。
従って、その汚濁河川内で捕獲された個体は強烈に着臭しているであろう事が想像できる。
汚濁していない海域のスズキは着臭を感じた事は無い。
しかし、汚濁河川で無い河川で釣獲したスズキでも着臭していた経験がある。
これは、淡水域での棲息期間が比較的長い個体と推測される。
淡水魚の着臭物質は、ゲオスミン(geosmin)や2-メチルイソボルネオール(2-methythylisobornerol)※2MIBと言われています。
この物質は、藍藻類や放線菌の代謝産物。
アメリカナマズを用いた実験では、この2MIBの蓄積量は表皮が最も多く、次いで脂肪層、肝臓、筋肉の順なのだそう。
ブラックバスを食べる記事なんかを見ていると、”皮が臭い”等の表現が多い。
どう臭いのか?表現力に欠ける記事ばかりで判断しかねるが、恐らくこの2MIBの着臭特性と一致する事から”ドロ臭い”と言いたいのではなかろうか?
この2MIBを含む環境水中では、1週間以内で着臭し、2週目でより顕著に着臭すると言う。
geosminを生成する藍藻類の生息環境中でも1日目から着臭し、おおよそ2週間程度まで着臭が強くなるという。
一方、着臭したアメリカナマズを洗浄水中で飼育すると、22℃もしくは26℃では6日後にほぼ除臭されるそうだ。
どこかの記事で、淡水魚の泥抜き行為を完全否定していたが、それは誤りである。
おっと、おもいきり横道にそれました・・・・
ごめんなちゃうぃ~~~~~
えへっ♡
さて、皮を引き、体側の骨をすき取ります。
四万十川産 スズキの造り (3).JPG 四万十川産 スズキの造り (2).JPG
で、キッチンペーパー等で水気を切ります。
いつもやっているのですが、掲載は今回が初めてかもしんない。
四万十川産 スズキの造り (5).JPG
ごめんなちゃうぃ~~~~~ んごっ♡
後は、切りつけて完成。
四万十川産 スズキの造り (1).JPG
さあ、さっそくいただきましょう!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・・
んまいっ!
んまいぞなもし、鼻腔を抜ける白身魚の淡い香りと風味。
鮮度の良い魚ならではの食感。
ところで、この刺身を喰ってる時間、何時だと思う?
何?鼻血?
何?いぼ痔?
何?キレ痔?
何?バンバンジ~?
何?チンパンジ~?
おいっ、その内殴られるぞ!
AM2:00でっせ、ほんとに・・・
釣って喰うのもなかなか大変なのよ。
いいもの喰いたきゃね。
ウキッ!

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