野生のスジアオノリの佃煮

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喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「スジアオノリ」です。
スジアオノリはアオサ目アオサ科アオノリ属の海藻。
さあ、今回は海藻のお話だ。
高知県西部には四万十川がある。
この四万十川はアオノリの生産地として有名?だ。
ここで収穫されるアオノリがスジアオノリだそうな。
今回のスジアオノリは四万十川産ではありませぬ。
大月町のとある小川の河口に当たり前のように生えていたモノです。
別に四万十川でなくても採れるんだな。
あまりに身近な為なのか、気づいていないからなのか、誰も収穫しない。
だったら、おいらが採ってあげるぅ~
んごっ!
思い立ったその時にはシーズン終盤な感じだった。
なんつーか、このスジアオノリに若さを感じない。
場所を選ばないとゴミも結構付いている。
むむむ・・・・
良さげな所から少々頂く。
収穫したスジアオノリはこんな感じ。
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普通か?
次回はもっと早めに行ってガッツリ収穫しよう。
まずは水洗いするだ。
こぎれいな所から採ったつもりではあったが・・・
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やはりゴミが付着している。
水を流しながら丁寧にゴミを取り除きます。
よく水気を切って、鍋に投入し調味料を加えます。
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加える調味料は砂糖、醤油、みりん。
あとは、水分を飛ばすがごとく煮詰めていきます。
もちろん、焦げ付かないように混ぜながら行います。
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20分程度煮詰めると砂糖やミリンが煮詰まって粘度が出てきます。
ちょっと味見をしようと思ったら・・・・
繊維が長いままだった・・・・・
ほじり出せない。
こりゃあ・・・・
切るしかあるまい?
と、いう事で調理バサミでチョキチョキしましたよ。
ん~~~煮詰めても柔らかくならないんだなん。
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知らんかった。
少し冷めた所で風味付け?の為にチューブ入りのワサビを投入!
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良く混ぜて完成!
やはり煮詰めるとこの程度の量にしかならんな。
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でも一般的な市販品の海苔の佃煮よりは多いんじゃない?
そんな事ない?
そ、それでは早速・・・
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・・
んまいっ!
なかなかいけるぞなもし。
ワサビの投入は正解だったね。
なんかこう、アオノリアオノリした風味では無く程よく香るアオノリの風味。
ねっとりした糖分の食感の中にアオノリの繊維を感じます。
ご飯のおかずに、お酒のあてに申し分なし。
さあ、みんなも春の河口に緑のモンが生えてたら喰ってみるのじゃ~
無論、当方は一切の責任を負いませぬ。
ウキッ!

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