“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材は「ドリアン」です。
ドリアンはアオイ目アオイ科ドリアン属の果物。
そう、あのドリアン。
何?魚じゃあない?
誰が魚だけのサイトだって言ったの?
ドリアン喰って何が悪い?
なぜドリアンか?
それはね、買ったから。

ごく普通。
見切り品があったの。
でっかいドリアンが980円だったの。
子供たちに変わったモンを経験させたかったのだ。
でも何だか茶色かったの。
購入した某スーパーは過去にアボガドの見切り品で失敗した店だ。
ま、多少熟れ過ぎてるくらいか?と思い購入。
自宅にて、早速包丁を入れる。
んぐっ!硬いわい。
ったく、痛いわ硬いわ・・・何とか切り出す。

なんじゃコレ?
おもくそ乾燥しとるがね。
果肉らしき部分を切り取り、喰ってみる。
・・・・味気なし。

切り出した果肉の感触は少し乾燥したキャベツの芯のよう。
くっそう!失敗じゃ。
やはり某スーパーの見切り品はダメじゃ。
「このドリアンはこんな状態です」って表示でも付けといてくれたらいいのに。
「そんなことしたら誰も買わないでしょ!ウッヒッヒぃ~」
ああぁ~店長の声が聞こえてきそうですな。
「お客を騙すつもりか?」
「騙される方が悪いんじゃあ・・ケケケッ!」
「なんじゃと?」
「アホが買うんじゃないかと思って乾燥したドリアン出してみたらやっぱりアホが買いよったわ!ウケケケッ!!」
「ちっくしょう!スーパーの名前出したろか?」
「かまわんでぇ~ヘヘヘっ!!」
「よーし分かった、名前出したる!」
そのスーパーは○○○○でっす!
架空の会話なので、ここは紳士的に・・・・・
さて、この乾燥ドリアン。
このまま引き下がる訳にはいかねぇ。
ひとまず焼いて、

砂糖をかけてみる。

もんぐもんぐ・・・あら?喰えるね?
じゃあ、この果肉でない部分も喰えるかな?
切り出してみる。

刻んで、

炒めて、砂糖で味付け。

でけた。

で、では・・・もんぐもんぐ・・
・・・・まじい。
んまぐね。
次に、果肉部分を切りだす。

刻んで、

炒めて、砂糖で味付け。

で、では・・・もんぐもんぐ・・
・・・・普通。
激ウマでも激マズでもない。
そして、後日。
果肉を砂糖で煮込んで、ライムで酸味付け。
シナモンで香り付け。
そして、フードプロセッサーへ。
はい、ドリアンペーストの出来上がり。

リッツに乗っけて喰ってみる。

もんぐもんぐ・・・・少し良くなったな。
しかし、子供らには絶賛では無い。
さて、どうしたもんか?
そして、後日。
ケーキでも作るべ。
タマゴ4個。
メレンゲと、卵黄は別立て。
メレンゲは、砂糖55g加え泡立て。

油脂は無塩マーガリンを使用。

30g。

タマゴの卵黄には砂糖25g加えてかき混ぜる。
その後、ドリアンペーストを投入。

分量?適当どす。
イメージ100g弱。

小麦粉は薄力粉90g
出来たメレンゲに加え混合する。

その後、卵黄とドリアンペーストを混ぜたものを加え、さらに溶かしマーガリンを投入。

今回は18cm径のケーキ型を使用。
クッキングペーパーを円形と帯状に切り、型にはめる。
そんで、材料の流し込み。

170℃で40分焼く。
だんだんいい匂いが漂ってくる。
おほっ。
焼きあがった。

それなりに膨らんどる。
切ってみる。
ふむふむ・・・粗いスポンジじゃな。

さて、そのお味は・・・・

もんぐもんぐ・・・はれ?旨いんでねぇ?
結構砂糖をブチ込んだ割に甘さ控えめ。
食感はホットケーキと市販のケーキを足して2で割った感じ。
ほのかにドリアンも香る。
ま、初めての割には上出来な仕上がり。
そう、初めて焼きました。
初めてなの・・・優しくして・・・うふっ!
恥ずかしいから・・電気消して・・・んごっ!
そして後日、調子こいてココア入りを作成。

そして、少し焦げた。
黒っぽいからか?

しかし、全然喰えるね。

んまい。
しかし、そこにドリアンの香りは無かった。
ココアが勝ったね。
ドリアン、ココアに敗れるの巻。
ん?なんか違う?
んごっ!
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