“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材は 「マアジ」です。
マアジはスズキ目アジ科マアジ属の魚。
そう、またマアジです。
千葉の小売りってのは選択肢が少ない。
非常に保守的?
マグロばっかりって話もある。
鮮魚に限って言えば・・・・・
マガレイ(数は少ない)、マコガレイ(産卵後で痩せている)、アカガレイ(バカでかいがバカ高い)、ハタハタ(関西圏の倍の価格)、マサバ(冬場はやや高い)、マアジ(8割以上長崎県産)、マイワシ(神奈川県産、静岡県産、脂のってない)、ババガレイ(高っかい)、キンメダイ(高っかい)、キチヌ(大阪府産、買う気にならない)、スズキ(千葉県産、東京湾内なのか?外洋なのか漁獲エリア不明)、時折マダイ(愛媛県産養殖もの)。
養殖マダイやブリなんんぞはほぼ関西以西の産地。
他では養殖していないのか?
価格もやや高め。
コストの問題か?
ブリなんて、切り身しか見かけない。
年末年始ですらサクすら見かけなかった。
ま、多獲性浮魚およびマグロが主体なのだよ。
「東京湾環境情報センター」の資料によると、東京湾の漁獲量は1960年をピークに一気に減少している。
数値上、約10分の1に減少。
漁業従事者の数も減っているが、約10分の1に減少する理由にはならないだろう。
東京湾は昔に比べればキレイになったというイメージが一般的であるが、現実はこんなもんだ。
東京湾はその生命力を取り戻した訳では無いようだ。
もっとも、”東京湾産”などの表示があったら個人的には買わない。
これは”大阪府産”を買わない理由と同様。
あくまで、個人的趣向ですが。
他の指標を調べてみたが・・・・・
東京都産業労働局の資料によると、東京都の漁獲量は4,981t(2007年)とある。
しかし、総務省 統計局の資料(7-47)からみると東京都の漁獲量は84,700t(2007年)となっている。
集計基準がよく分からないので、他と比較しようが無いな。
約80,000tの差ってなんだろう?
と、言う訳でマアジです。
今回は千葉県産。
お値段、1匹128円なり。
銀色&細長いボディからして今回も回遊性のマアジ。
目玉はすでに白っぽくイケテナイ感じ。
しかし、選択肢が無いんですな。
釣り人が持ちかえる魚に比べると雲泥の差。
さあ、いつものようにゼンゴをそぎ落とし・・・
頭を落として内臓を出す。
やはり、お腹の部分はへたっています。
千葉県産って・・・地元でしょうに・・・・
さて3枚におろし、
腹骨の除去および体側の骨を抜き取る。
酢で〆るかの?
塩を施して寝かす。
約1時間。
清酢につける。
約30分。
水気を切り、キッチンペーパーで巻き寝かす。
約7時間。
水気をふき取っていてもそのキッチンペーパーは酢で湿っています。
さ、寿司にでもしますかね。
適当に切りつけ・・・
今回はライムを軽く絞り、シソを巻いてみました。
さあ、さっそく頂きましょう!
もんぐもんぐ・・・んまい!
なんだかなぁ~・・寿司にしたら何でも旨く感じてしまうな。
味覚が衰えてきたかな?
んごっ!
コメントを残す