喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「ナマズ」です。
ナマズはナマズ目ナマズ科ナマズ属のお魚。
いったい年間何匹のナマズを喰っているのだろう?
ナマズを喰う為に釣獲に行くのはおいらくらいか?
そんな事無いだろう。
ナマズは非常にんまい魚だ。
加熱調理なら、天ぷらが最上・・・と思う。
寄生虫感染に臆する事無く生食するなら、秋の落ちアユをたらふく喰って太ったヤツの刺身だろう。
無論、活けでなければならない。
驚くほどんまい。
ちなみに、最初から泥臭くない個体のお話。
汚濁河川で釣って、泥抜きしてもいいかもしれないが・・・・
1週間でも着臭が抜けない個体も多い。
そして、飼育中は基本的に絶食状態なので体内のカロリーを消費していく。
痩せていくんですな。
最上を求めるなら、泥抜き不要の環境が必須。
単なる貧栄養河川では無く、エサが豊富な環境も必須。
キレイな河川で落ちアユをたらふく食えるような状況が望ましいだろう。
ま、別に落ちアユでなくともエサが豊富であればOK。
釣ったナマズの大きさや体格で判断出来よう。
大きく、かつ太った体をを維持するにはエサが豊富でなければならない。
貧栄誉河川に思えても、釣れたナマズが太ければエサは豊富。
一番高いハードルは、やはり泥抜き不要な環境を探す事だろう。
難しいぞ。
季節は10月後半。
さあ、今回もいつもの河川でナマズをGETするのだぁ~!
幸いな事に高知県西部でナマズを専門で狙うヤツなんて居ない・・・
と、思い込んでる。
だって、同類にあった事無いもん。
地元の人間と話をすると・・・
”海に行けば旨い魚がいくらでもいるのにわざわざ淡水魚なんか釣らん”
と、いう回答が多いですな。
ナマズはんまいのにねぇ。
折角泥抜き不要の河川が目の前にあるのに。
ああ、勿体ない。
おいらが全部いただくぞっと。
そして、おいらは流れの中にルアーを投じる。
ほい、来た!
あら、釣れた!
と、いうことで2匹GETしたのら。
自宅に持ち帰り、ひとまず活かしとく。
今回は天丼にしよう。
ちなみに、冷却状態なら1時間くらい水から上げてても生きてますね。
ブクブクしながら持ち帰る必要はありません。
しばらくして・・・・・
おや?1匹弱ってきてるね。
とっとと捌くだよ。
ヌメリを取ってから捌くなら目打ちは不要ですが、そのまま捌くならやはり目打ちした方がやりやすい。
と、いう事で、釘で頭を固定し捌いていきます。
それそれ。
はれはれ。
血まみれの惨劇状態。
その後、腹骨をすき取り皮を引きます。
はい、サク取り?完了。
アラはタレ作りに必要です。
身肉は天ぷら用に切りつけ。
なかなかのボリューム♪
ちなみに、タレはアラを素焼きし、醤油、みりん、砂糖、水もしくは酒で煮詰めます。
こんな感じです。
これは過去の画像。
だって、画像無いもん。
カツオだしとか使ったらつまらんっ!
コクも出ないし、ナマズの味わいで無くなる。
てんぷらを揚げ、刻み海苔と共にごはんの上に盛り付け。
そして、作ったタレをかけまわす。
さあ、ナマズの天丼が完成しました!
手間ひまかかった逸品でございます。
それでは早速・・・・
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
んまいっ!
文句なし。
ふわふわしたナマズの天ぷらにコクのあるタレ。
そして、このタレと海苔の風味がよく合う。
タレは少し粘りが出るまで煮詰めてあるから、ごはんがタレでべしゃべしゃになる事も無い。
いやぁ~・・・ナマズっておいちい。
問題は入手と手間だね。
ウキッ!
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