7月中旬の大月町産サメハダテナガダコの豆板醤炒め

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「サメハダテナガダコ」です。
サメハダテナガダコは八腕形目マダコ科マダコ属のタコ。

ここは高知県西部の大月町。

近所で夜釣りしてたら、岸壁にそってタコが移動していた。
こりゃ、確保するしかあるまい?

と言う事で、確保してみた。
やったぜ!食料GETだ。

だが、いつも接しているダコとは何やら違うような?
足は細長く、体中に斑点がある。

こっ、これは喰えるのか?
ちょっち、気持ち悪い。

しかし、それを喰うのが我が人生。
喰わねばなるまい?

タコなんて、買える身分でもないしね。
はい、持ち帰ってヌメリを落としてみました。

スナダコなどと比較すると、細長い印象。
胴の先っちょなんて、とんがっています。

裏側?は白っぽいね。
色白でんな。

そして、塩水にてボイル。

熱湯状態に投入!
ん?温度が一気に下がっちまった感じ?

気にするな。
5~6分程度ボイルし、冷水へ。

水分を除き、まな板の上へ・・・・

あらあら、そんなに足を開いちゃって・・・・
はずかぴい♡

もうっ!
はしたないわねっ!

早く足を閉じなさいっ!

おや?
足の長さに特徴がありますね。

短い足と、長い足があります。

これが、サメハダテナガダコの特徴なのだろうか?

生のデロデロの時には気が付かなかったな。
まだまだ修行が足りん。

胴を切り落としてみました。
どおどお?

胴だけに・・・・・
笑えたか?笑ったのか?

おまい、変人だな。

何か女性的だよね?
しゅっとしていて、なめらかな感じだ。

そういえば、マダコやスナダコだったら、もっと足がクリクリになるよね?

コイツはゆるいカーブにしかなっていない。
どゆこと?

ひとまず、喰ってみないとね!
ぶつ切りにして、醤油で頂く。

もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・
ん?コクが無い。

とっても、お上品。
前向きな表現を使うと、あっさりしたタコ。

食感も柔らかい。
イメージ、マダコの60%くらいの歯ごたえだね。

こまま全て喰いきるのはいかんだろう?
これは過熱しても硬くならないって事では?

やはり、刺激も必要か?
炒め物でも作ろう!

まずは、ボイルしたサメハダテナガダコをぶつ切りに・・・・

で、サラダ油におろしニンニク、豆板醤を加え加熱。

サメハダテナガダコのブツを投入し炒める。
ちょっと、味見をし塩、コショウで味を調える。

最後に香りづけでごま油を軽く垂らしてなじませる。

さあ、完成だ!
なんと呼ぶ?サメハダテナガダコの豆板醤炒め?

うんむ、これでいこう!

そ、それでは早速・・・・
いったさっきもぁ~す!

もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・
あら、おいちい♪

硬くなぁ~い。
タコの風味は淡いが、素材的にマズイって訳でもないからね。

こてこてな味付けの料理が合うのかもしれない。

あ、ちなみにこのタコ。
毒があるんだって。

食した場合ではなく、噛まれた時とか。
唾液腺に毒を持つらしい。

知識が無いって怖いことだね。
でも、根本的にタコとかイカのカラストンビで噛まれたら痛いからね。

いつもそれだけは意識しております。
だからどの道、被害は受けない訳だよ。

サメハダテナガダコを入手したら味の濃い調理をするんだぞ!

わかりまちたか?

ウキッ!

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