“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材は 「サメハダテナガダコ」です。
サメハダテナガダコは八腕形目マダコ科マダコ属のタコ。
ここは高知県西部の大月町。
近所で夜釣りしてたら、岸壁にそってタコが移動していた。
こりゃ、確保するしかあるまい?
と言う事で、確保してみた。
やったぜ!食料GETだ。
だが、いつも接しているダコとは何やら違うような?
足は細長く、体中に斑点がある。
こっ、これは喰えるのか?
ちょっち、気持ち悪い。
しかし、それを喰うのが我が人生。
喰わねばなるまい?
タコなんて、買える身分でもないしね。
はい、持ち帰ってヌメリを落としてみました。
スナダコなどと比較すると、細長い印象。
胴の先っちょなんて、とんがっています。
裏側?は白っぽいね。
色白でんな。
そして、塩水にてボイル。
熱湯状態に投入!
ん?温度が一気に下がっちまった感じ?
気にするな。
5~6分程度ボイルし、冷水へ。
水分を除き、まな板の上へ・・・・
あらあら、そんなに足を開いちゃって・・・・
はずかぴい♡
もうっ!
はしたないわねっ!
早く足を閉じなさいっ!
おや?
足の長さに特徴がありますね。
短い足と、長い足があります。
これが、サメハダテナガダコの特徴なのだろうか?
生のデロデロの時には気が付かなかったな。
まだまだ修行が足りん。
胴を切り落としてみました。
どおどお?
胴だけに・・・・・
笑えたか?笑ったのか?
おまい、変人だな。
何か女性的だよね?
しゅっとしていて、なめらかな感じだ。
そういえば、マダコやスナダコだったら、もっと足がクリクリになるよね?
コイツはゆるいカーブにしかなっていない。
どゆこと?
ひとまず、喰ってみないとね!
ぶつ切りにして、醤油で頂く。
もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・
ん?コクが無い。
とっても、お上品。
前向きな表現を使うと、あっさりしたタコ。
食感も柔らかい。
イメージ、マダコの60%くらいの歯ごたえだね。
こまま全て喰いきるのはいかんだろう?
これは過熱しても硬くならないって事では?
やはり、刺激も必要か?
炒め物でも作ろう!
まずは、ボイルしたサメハダテナガダコをぶつ切りに・・・・
で、サラダ油におろしニンニク、豆板醤を加え加熱。
サメハダテナガダコのブツを投入し炒める。
ちょっと、味見をし塩、コショウで味を調える。
最後に香りづけでごま油を軽く垂らしてなじませる。
さあ、完成だ!
なんと呼ぶ?サメハダテナガダコの豆板醤炒め?
うんむ、これでいこう!
そ、それでは早速・・・・
いったさっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・
あら、おいちい♪
硬くなぁ~い。
タコの風味は淡いが、素材的にマズイって訳でもないからね。
こてこてな味付けの料理が合うのかもしれない。
あ、ちなみにこのタコ。
毒があるんだって。
食した場合ではなく、噛まれた時とか。
唾液腺に毒を持つらしい。
知識が無いって怖いことだね。
でも、根本的にタコとかイカのカラストンビで噛まれたら痛いからね。
いつもそれだけは意識しております。
だからどの道、被害は受けない訳だよ。
サメハダテナガダコを入手したら味の濃い調理をするんだぞ!
わかりまちたか?
ウキッ!
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