スルメイカの塩辛

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「スルメイカ」です。
スルメイカはツツイカ目アカイカ科スルメイカ属のイカ。

時折見にする、そして聞こえるイカの塩辛の自作。
そんなに簡単なのかしら?

やって見るダス!
今回使用するのはスルメイカ。

イカ肝が太いんだとか。
関東にきてから、通常サイズのスルメイカが1杯100円以下なったのを見たことが無い。

が、かみさんはあると言う。
いやぁ、通勤環境が変わったからこまめに見れないんだよね。

微妙に超える。
128円とか。

えええい!100円にせんかい!って感じですか?
そう、おいらはわがままなのだ。

だから何?

ということで今回の調達価格は2杯で298円なり。

さあ、まずはスルメイカを普通にさばきます。
頭を引き抜く。

今回はこの肝が重要。
切り出します。

そして、頭を開いて綺麗にします。
目玉はくり抜きます。

その他、お刺身を作るがごとくです。

皮は好みで付けたままでもイケルらしい。
仕上がりの風味が違うのだとか?

個人的には、ニベリン条虫などの寄生虫確認がめんどいので、皮をはがします。
でも、足の皮はめんどくさいので、基本的に皮はそのまま。

頭のまわりも極限まで肉片を取り出す。
イカの足先の吸盤はタコと異なり、キチン質のプラスチックのようなカップが埋もれています。

これは取り除かないと食感が悪くなります。
吸盤ごとカットするか、爪をつかってほじり出します。

一方で取り出したスルメイカの肝をきれいに処理し、塩をしておきます。

記事によって、若干の手法の違いがありましたが、一旦冷凍したり冷凍されたスルメイカを使用したりする記述が多い。
どうもアニサキス対策のよう。

たしか、アニサキスって-20度以下で2日以上の冷凍で死滅たったかと。
一般家庭向けの冷蔵冷凍庫の冷凍庫内温度は恐らく-18度程度。

とすると、家庭での冷凍は寄生虫対策の意味は無いことになる。
今回は、冷凍無しで仕上げます。

本体部分はまさに刺身そのもの状態。
サク状にした本体をキッチンペーパーに巻き、1時間程度ねかす。

その後、切り付け。

ちょっと細長く切って見た。
特に意味はありませぬ。

市販品と違うことをしてみたかったのさ。
普段これを生食している訳だからして、何を今更アニサキス対策?

あとは、スルメイカの肝だね。
塩まみれにしたスルメイカの肝を取り出します。

これも味噌こしに使っているヤツで軽く裏ごししますので基本的に問題なし。

根本的にアニサキスは死に至るような類では無い。
感染したことの無いおいらが言うのもなんですがね。

顎口中や肝吸虫等と比較すればかわいいもん。
ところで、このイカ肝の分量。

イカの数より多く入れる記述が多い。
たとえば、2杯のスルメイカに4杯分のイカの肝を使用など。

へぇ~そんなにイカ肝がいるんだ。
でも、2杯しか無いから2杯分の肝さ。

さあ、スルメイカの刺身と裏ごしした肝をあえて行きましょう!

そして、味見をしながら塩を加えていきます。
今回はやや塩辛くしてみた。

保存性も上がるし。
味見しながら加えたので、何g入れたかなんて知らんっ!

好みです、好み。
恐らく、塩分でスルメイカのたんぱく質を溶解させるんだろうから淡すぎはいかんのだろう・・・

WEB上の記述を見ると、どうも水分がネックのようで少し乾燥させるような手法が多い。
おいらは、乾燥なしで調理しました。

よくかき混ぜたら、ビンに入れ冷蔵庫で保存!
保存せんでも、そのまま喰ってもんまい!

でも無くなっちまうな。
さあ、今回はマーマレードのビンとブルーベリージャムのビンに入れ、保存します。

塩入れて混ぜくってしまえば、そのまま喰っても大して生臭くない。
スルメイカの状態にもよるのでしょうが。

塩辛用の塩分ですから若干塩辛い。
さて、毎日かき混ぜながら3日間ほど寝かせてみました。

取り立てて水分が多い感じはしません。
いい感じじゃない?

早速頂いてみましょう!
もんぐもんぐ・・・・んまいっ!

と、いっても市販品と同程度か?
よし、一味とうがらしでも入れてみよう。

でも市販品でも出来るな。
ま、食品添加物不使用、比較的作るのが簡単、スルメイカの値段も手頃?

ってことで良しとしよう。
2週間後でも旨かったよん。

かき混ぜながら保存しましたけど。

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