“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材は 「スナダコ」です。
スナダコは頭足綱八腕目マダコ科のタコ。
マダコのようで、マダコでなく・・・・
イイダコのようで、イイダコでない・・・・
やや暖かい海に生息していると思われます。
ここ、高知県は大月町のおいらの住んでいる近所ではマダコは見かけない。
外洋性が強いみたい。
マダコか?と思ったらワモンダコとか。
マダコはいないのか?
わからん・・
この四国西部エリアは、スーパーに並ぶタコの値段が高い。
おいらのイメージでは、モロッコやモーリタニア産がグラム198円~278円。
しかし四国西部エリアでは、それをはるかに上回る値段。
まったく買う気にならない。
よって、釣るしかない?
訳でもないのだが、買わない・・・買えない・・・
あああ・・・なんて可哀そうなおいら・・・
誰かおくっちぃ~
で、時折イカ狙いのエギに乗ってくるのがこのスナダコ。
最初は小型のマダコかと思っていたが、これはスナダコでは?との話が浮上した。
改めてスナダコとやらを調べてみると、確かにそっくりだ。
そうか、こやつはスナダコだったのか・・・・
おいらを騙すとはふざけたタコだ。
何?おいらの学が無いだけじゃと?
そうさ、おいらの頭脳はお子ちゃまなんですから。
見た目は好青年・・・いや、さわやか系中年?
何?ドロドロ系?コテコテ系?
なんじゃと?見たことあんのか?
へ?じゃあ見せろ?
いやじゃ・・・・
さわやか過ぎたらイメージが壊れるでしょ?
ん?どうでもいい?
さて、今回のスナダコは近所の岸壁にて釣獲したもの。
ブルース・リーも真っ青な攻撃じゃ。
しかし、おいらには勝てなかったな。
むふっふ・・・あへっ。
さあ、どうやって喰おう?
小さいし、1匹しかないし。
よし、適当に炒める事にしよう。
んだ、んだ。
袋から取り出したスナダコはなんだか元気がない。
おいっ!しっかりしろい。
折角逃がしてやろうと・・・・・思いませんがね。
まな板に乗せる頃には・・・・
おまいはもう死んでいる・・・・ウキッ!
まずは適当に流水で洗う。
塩もみなんて不要。
別にやってもいい。
ヌメリと言うより、吸盤にくっ付いたゴミや汚れを取り除こう。
さあ、解体だ。
胴を切り離し、内臓を取り除きます。
墨袋注意。
ま、潰したところで、速攻で洗えば良しだ。
コウイカ系の惨劇を考えればカワイイもんだ。
食感上、目玉も取り除こう。
で、好みのサイズに切りつけよう。
フライパンにオリーブオイルを引き、弱火でニンニクを炒める。
香りが出たら、スナダコを投入!
おりゃ!
塩、コショウで味付けだ。
適当に炒めた所で、火を弱めてフタをする。
中まで熱が入るようにしよう。
ま、別に生でも十分に喰える鮮度だから問題ないのですが。
鮮度の良い魚介類はそんな部分で割切った調理が出来るのら。
何処でどんなモンを投入されたか分からないスーパーの冷凍エビなんぞではこうはいかない。
加熱すれば問題ないってもんでもないが、雑菌的要因は排除される。
それ以外の部分で、実際に健康被害があるのか?無いのか?それは不明だ
。
仮に健康被害が出たとしても、色んな所でいろんな物質を取り込んでいるから原因の特定は難しいだろう。
消費者的には、極力そういったものを取り込まないようにするしか手段が無い。
表示義務が無い所で、色んなモノが使用されている事は間違いない。
気付かずどんどん喰っている事になる。
小売りもわざわざ表示なんてしない。
「表示義務が無いんだからいいじゃない?」
「そんな事したら、売れなくなる・・・」
で、”お客様の為に”なんて謳ってるワケ。
もっとも、従業員さえ知識が無いかもしんない。
おいらも、製造現場に遭遇した訳ではない。
しかし、情報的には納得いくような内容だ。
恐らく小売りはそこまで把握していない。
試しに従業員に聞いてみるといい。
答えられないか、デタラメを語る。
「調べてから、ご連絡させていただきます。」
なら、まだマシ。回答によるが。
おいらも、元大手小売りに勤務していた。
担当は水産ではないが添加物系の話は全く出ていなかったな。
恐らく、資格試験にも出ていない。
資格と言って社内資格で、社外では何の役にも立たない。
まあ、言いだすとキリの無い世の中だけれども。
子供にはそんなモノを食べさせたくないって考えは持って欲しいもんです。
この手の話には誇張も多いので、その辺の判断は自身で行うしかありませぬ。
ん?話を元に戻せ?
えっと・・・どこまで行ったっけ?
お?
ん?
皿に盛りつけて完成!
んごっ!
さあ、さっそく頂きましょう!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
んまいっ!
別にスナダコ的な味わいは無く、タコの味わい。
固からず、柔からず。
程よい食感。
タコっておいちい。
もっとたくさん喰いたいな。
ウキッ!
コメントを残す