”喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材は 「タイラギ」です。
タイラギはウグイスガイ目ハボウキガイ科クロタイラギ属の2枚貝。
このタイラギという貝、Wikipediaを見てみると3種類ほど存在するようです。
有鱗型と無鱗型そしてこれら二型間の雑種。
今回のものは見た感じ無鱗型のようです。
販売されている時の名称は「たいらガイ」でした。
このタイラギ、ホタテガイのように貝柱を珍重する貝。
時折口にする解凍ホタテガイの貝柱とはまた違った食感および風味を持っています。
鮮度の低いものは口中でボロボロと崩れていく感覚です。
あまり良い食感ではなかったと記憶しています。
今回は、半額で販売されていたので購入してみました。
そのお値段280円の半額で140円。
貝柱だけで考えれば、貝柱1個で140円。
5個で700円・・・高いですね。
280円のままだったら・・・5個で1400円!!
貧乏人には買えませんな。
まあ、今回は貝丸ごとですからその他の部位を利用できます。
最初は全て加熱して食すつもりだったのですが・・・・
半額のくせに殻を開こうとしたら、かなりの力で閉じようと抵抗します。
おお~!!
生きとるっ。
めずらしい・・
いつもは完全に口を開き、ラップで押さえられて何とかまともな容姿を保っているような状態なのに・・・
某スーパーの半額のタイラギ。
今回は非常に運がいい。
折角なので、貝柱は生食することにしよう。
マジマジと貝を見てみるととがった部分付近にモゾモゾとした糸の塊みたいなものが出ています。
これを足糸といいます。
だから何?
別に、何もない。
さて、殻を開いていきます。
どうやって開いていこうかな?
ペティナイフ(細長いナイフ)があったので、それを貝の上部から差し入れ、貝柱を貝の殻から切り離します。
そして、パックリ開くのですが殻の片方側面はつながっているんですなぁ~・・・へぇ~・・ほぉ~・・ふぅ~ん・・
だから何って?
そうなってたって事が言いたいだけじゃ。
聞き流さんかい!!
で、殻を開くとこんな感じです。
そして、反対側も貝柱を殻から切り取り中身を取り出します。
さあ、貝柱を取り出します。
貝柱はそのままスライスし、お刺身とします。
残りのヒモの部分は塩茹でにし、適当な大きさに切り分けます。
今回は、折角なので貝の殻に盛ってみました。
それでは早速・・・・
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
んまいっ!
鮮度が良い為かやや透明感があり、少しの歯ごたえとホタテとはまた違う風味を堪能しました。
ヒモの塩茹でも旨かったよん。
不満は・・・4切れしか無いやんけっ!!!
てとこですか?
でも、お外で喰ったら?
貝柱部分だけで900円以上は取られるんじゃないか?
ヒモの塩茹でで580円くらいで出されたりして。
材料費で判断すると、900円+580円-140円=1340円
おいらだったらこの1340円で別の材料買ってきますね。
ウキッ!
私、東京でテレビ制作を行っている者なのですが、
こちらのブログの一番上に掲載されている
タイラギの貝の殻に刺身が盛ってある画像を使用させて頂きたく、
連絡させて頂きました。
メールアドレスの方に使用の可否の連絡をして頂けると助かります。
また、具体的な使用方法などもメールアドレスの方でお知らせいたします。
宜しく御願い致します。