1月中旬の大月町産カサゴの一夜干し

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「カサゴ」です。
カサゴはスズキ目メバル科カサゴ属の魚。

やあ、今日はカサゴのお話だよ。
関西ではガシラって呼ぶよね?

ちなみに、九州ではアラカブって呼んでおります。
なぜ普通にカサゴって呼ばないのだろう?

略称にして、短く呼ぶとかであれば、まあ理解できなくもない、

でも、ガシラって3文字だし、アラカブに至ってはカサゴより長く4文字なのだ。

まあ、別に支障がある訳でもない?

と、思うでしょ?

稀に、訳の分からないおっさんが居るのだ。

「ガシラはガシラだ」と。

標準和名であるところのカサゴって名前を知らない。
カサゴに限らず、その地域の地方名しか知らないおっさん。

インターネットが無かった昔の話にはなるが、図鑑をいくら探しても索引等にはガシラなどの表記はない。

そのページにたどり着けて初めて「関西ではガシラなどと呼ばれる」の表記があるのだ。

好奇心はあれど、検索の引き出しの少ない少年はよく困ったものだ。

その少年を取り巻く大人達の知識も浅はかなモノだった。

だから、その少年は魚の図鑑を読み漁った。
図鑑を読むって、変な感覚に陥る人もいるだろう。

しかし、名称もさることながら、その分布や生態、特徴など、実は多くの情報が文字で記載してあるのだ。

そういう事をしていると、必ずそれを邪魔する存在が現れる。
そう、親だ。

学の無い浅はかな思考しか持たない親は標準を好む。

要するに「普通の人」が大好きなのだ。

「そんな事してないで勉強しなさい」などとほざく。

しかしだな、その少年にとってはそれが「勉強」なのだ。

こういうクソ親どもが子供達の才能を枯らしていくのだよ。

激しい向かい風の中、少年は学んだ。
無論、机上だけでなく、海や川など現場でも学んだ。

これが向かい風でなく、追い風だったらどれだけ伸びた事だろう。

少年は子供ながらに、ああいう大人にはなるまいと思った。

やたらと、標準を求める親は学が無い。
人から聞いた話を確認もせずに鵜呑みにし、感情論で話をしてくる。

テストの点や良い学校って話でもない。

正解を導き出す思考回路とベースとなる正しい知識、そして判断力。
そして、常に学ぼうとする心だ。

そもそも、偉そうに言ってくるおまいは、何が偉いんだ?

人より長けている事は何なのだ?
何か偉業でも成し遂げたのか?

たいした人生でもないおまいの話は何の役に立つのか?

時代も大きく動いているにも関わらす、それを学ぼうともしないおまいに何の価値があるのか?

ま、このくだりもその少年の個人的な意見だ。

全ての意見はあくまで参考にしかならない。
全ての決断は自分自身がなすべき事であろう。

だからこそ、その選択における責任は自分自身にあるのだよ。
まわりの適当な意見に流されてはならない。

あ、そうそう。

「お前も親になったら分かる」とかいうJJIやBBAがいる。

こんなおいらも実は親である。
が、やはり奴らの思考回路は尊敬に値しない。

尊敬できる親御さんが居る人は幸せな事なのだよ。

で?何の話だっけ?

そうそう、カサゴの話だ。
いつものように、近所の岸壁で釣ったんだ。

ちょっと大き目なんだよ。
25cmくらいある。

でも、1匹なんだ。

よし、今回は干物にするとしよう。

はい、まな板の上のカサゴちゃん。

おまいはもう死んでいるっ!

ウキッ!

で、ウロコを落とします。
いつものように、金タワシを使いますよ。

そして、背中から開く。

別にお腹側から開いてもいいんじゃね?
うんむ、その通りじゃ。

好きにするが良い。

で、エラと内臓を取り除きます。

ついでに背鰭も取っちゃう?

はいっ!
整いましたね?

さあ、塩水に透けていきましょう。

塩分濃度はね・・・・・
適当でごじゃる。

ものの本では8%~10%程度とか。

浸け時間は・・・・・
約1時間。

ちと長いかも?
い、いや、ちょっと色々と・・・・

ごっごめんなちゃぅぃぃ~~~~~!!

ほらほら、こんなに謝ってんだからさ。
許してあげなよ。

うんむ、ご苦労であるっ!

で、キッチンペーパー等で余分な水気を取り除きます。

はい、準備完了。
今回は室内放置干しだぞ。

冬だしね。

適当な網などに乗っけて放置。

はい、翌日の様子。

何だかんまそうでないかい?

さっそく焼いてみた。

嬉しがって沢山写真撮ったから見て見てぇ~
何よっ!どこ見てんのよっ!

はいっ!

はいっ!

はいっ!

はいっ!

どうどう?

前から後ろから♪
裏から表から♡

恥ずかちい~~~~~

んごっ!

さあ、それでは早速・・・・・・
いっただっきもぁ~す!

もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
んまいっ!

弾力のある食感も程よい。

ちょっと焼きすぎ的部分のしっぽ側がちょっち硬い。
干物と言えども、焼き加減が肝要だろう。

ウキッ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です