カタボイワシの酢〆

カタボイワシの酢〆 (1).jpg カタボイワシの酢〆 (14).jpg
喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「カタボイワシ」です。
カタボイワシはニシン目ニシン科サッパ属の魚。
大月町の道の駅で発見。
ラベルにはニシンの表示がある。
カタボイワシの酢〆 (15).jpg
なんじゃと?
ニシンじゃと?ここは高知やど?
こっ、こっ、これは・・・学術的に貴重なもんかも?
早速購入じゃっ!
値段は5匹で100円。
1匹20円やね。
まあ、安いのではないか?
早速取り出してみる。
カタボイワシの酢〆 (14).jpg
関西や関東在住時代、数回ニシンは購入した事がある。
ニシンと言われても、そんなに違和感は無い。
しかし、いくらなんでも高知でニシンはいないだろぅ?
鮮魚やし、しかも良好やし。
黄色っぽい体側のラインが気になる。
ちょっと調べてみるか。
で、恐らくではあるがコイツの正体は、カタボイワシだ。
南方系のニシン科の魚らしい。
ちなみに、マイワシもニシン科だ。
さあ、正体はわかった。
早速調理だ。
ウロコを取り、頭を落とします。
カタボイワシの酢〆 (13).jpg
お腹は画像のようにカット。
カタボイワシの酢〆 (12).jpg
お腹の中をハブラシ等でキレイに掃除します。
カタボイワシの酢〆 (11).jpg
で、3枚におろしますよ。
んん~、しっかりした感じの身質ですな。
カタボイワシの酢〆 (10).jpg
そして、腹骨をすき取ります。
カタボイワシの酢〆 (9).jpg
ニシン同様に筋肉中に小骨が多い感じですな。
カタボイワシの酢〆 (8).jpg
皮を引きます。
カタボイワシも他のイワシ類と同じく手でむけます。
カタボイワシの酢〆 (7).jpg カタボイワシの酢〆 (6).jpg
そして、塩を振ります。
その後、約1時間半程度放置。
カタボイワシの酢〆 (5).jpg カタボイワシの酢〆 (4).jpg
おや?長いなこの漢字表記”約1時間半程度放置”。
9文字もある。
ん?1が漢字じゃあないね。
漢字表記にしてみよう。
”約一時間半程度放置”
できた、おっほ~う!
何?どうでもいい?
で、清酢に漬ける。
塩は酢で洗う。
そして、1時間程度放置。
カタボイワシの酢〆 (3).jpg カタボイワシの酢〆 (2).jpg
取り出して、キッチンペーパー等で水気を切り寝かす。
んごぉ~・・・・
翌日、切りつけて完成。
体表側に薄く脂があるような?
カタボイワシの酢〆 (1).jpg
さっそく喰らうなり。
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・んまいね。
しかし、絶品ってことは無い。
今度見つけたら、刺身と寿司だね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ウルメイワシの刺身

ウルメイワシの刺身 (12).jpg ウルメイワシの刺身 (1).jpg
喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「ウルメイワシ」です。
ウルメイワシはニシン目ニシン科の魚。
今回のウルメイワシももらい物です。
3月のお話・・・・
ウルメイワシの刺身 (1).jpg
あ~あ~もうっ!
もうすぐ2015年になってしまう~
あうあうぅ・・・
しかし、このブログの中では3月・・・・
このままでは周回遅れになっちまうな。
と、すると・・・・
その内、季節的にはちょうど良くなるんじゃないか?
ふんふん・・・そうだな、数か月休むか?
しかし、ネタが溜まっちまう・・・
それもイヤじゃ。
仕方ない、まじめに更新しよう。
世界中の美女がおいらの更新を待っている・・・・
はずもない・・・
さて、このウルメイワシ、鮮度落ちが早い。
小売りの店頭で見かけるモノで美味しく刺身に出来る個体は少ない。
もっとも、無理やり刺身にすれば出来なくもない。
きわめて物理的な問題なのだ。
さあ、まずは真水で良く洗おう。
言われるまでも無い?
魚介類に関する食中毒菌で、腸炎ビブリオという細菌がいる。
主に海水中に生息する細菌で好塩性である。
この細菌の食中毒のお話の中には、必ず真水に弱いとの記述があるのだが・・・・
真水に弱いって言っても、そう簡単に・・・・
とも思える。
しかし、真水に弱い生き物は本当に弱い場合もあるようなのだ。
ブリやカンパチといった魚の養殖をおこなう場合、定期的に消毒を行う。
消毒といっても、劇薬をぶち込んで怪しげにかき回す訳ではありませぬ。 無論、場合によりますが。
目的は、寄生虫の除去にあります。
この消毒の方法の1つに淡水浴をさせる方法があるのです。
ブリやカンパチにはハダムシという寄生虫が付きます。
表皮にくっ付くムシなのですが。
このハダムシが、淡水に異常に弱い。
イケス内にシートを張って、淡水を溜め、その中に魚を泳がせる。
海水魚であっても、短時間なら問題ないらしい。
この約10分の間に取れる取れる・・・・・ハダムシが。
白っぽい虫なので、溜めた淡水中が白っぽくなります。
こ、こ、こんなに淡水に弱いのかいな・・・
もう、イチコロって感じ。
この時、思った。
淡水に弱いと言われるヤツらは、ホントに淡水に弱いのら。
だから、魚は真水でよく洗おう!
さて、今回はマイワシのゲストもいるよん。
ウルメイワシの刺身 (2).jpg
で、頭を落とし、内臓を取ります。
ウルメイワシの刺身 (3).jpg
そして、中をよく洗おう。
ウルメイワシの刺身 (4).jpg ウルメイワシの刺身 (5).jpg
わたちキレイ?
んごっ!
ウルメイワシの刺身 (6).jpg
3枚におろしていきます。
ウルメイワシの刺身 (8).jpg
頭と骨はダシや唐揚げの材料として残しておきます。
ウルメイワシの刺身 (7).jpg
腹骨をそぎ落とし・・・・
ウルメイワシの刺身 (9).jpg
皮をむいていきます。
手でむけます。
ウルメイワシの刺身 (10).jpg
身肉には包丁を入れておきましょう。
小骨対策ですな。
ウルメイワシの刺身 (11).jpg
ウルメイワシの小骨は長いですからね。
そして、適当に切りつけます。
あんまり脂っ気を感じませぬぅ。
さあ、完成です。
てんこ盛りですな。
ウルメイワシの刺身 (12).jpg
いつものように、色気の無い盛り付け。
許ちてほちいでち。
さあ、それでは・・・・
いっただっきもあぁ~す!
もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・・
んまいっ!
脂っ気はありませんが、イワシ系の風味が感じられおいちい。
鮮度も良好!
刺身っておいちいな。
単に、生魚切っただけの料理なのにねぇ。
ウキッ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です