高知県産畜養クロマグロの内臓あれこれ

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「クロマグロ」です。
クロマグロはスズキ目サバ科マグロ属の魚。

さて、今回はクロマグロの内臓です。
今日も、もらい物です。

ありがたや、ありがたや・・・・・

クロマグロは身肉は市場に出回るが、なかなか周辺部位や内臓等は出回らない。

痛みが早いからなのか、値段が付かないからなのか?
処理も面倒そう。

胃袋なんかはヌメリもきついしね。

あれをきれいに落として、消費者が不快に思わない程度まで商品化するのはかなりの手間でしょうね。

時折、道の駅でボイルされたものを見かけるのですが、色も濃い褐色で購買意欲をそそる感じではない。

近隣の料理屋さんとかに卸すのでしょうかね。
もしくは、廃棄か?

今回頂いたのは・・・・
胃袋。

心臓。

下あご?の部分。

この下あご?の部分は初めて入手しました。
どんなんでしょう?

とりあえず、エラを取り除き、ヌメリを落としてみた。
少しスッキリしました・・・

心臓は、心室と心房に切り分け。

胃袋は、ヌメリをタワシ等で取り、切りつけ。
少しスジを入れてみた。

はい。

いつもボイルするとクリクリになるので防止できるかと思って・・・・
その後、それぞれ5分程度ボイル。

こちら、胃袋。

いやあ、やはり胃袋はクリクリになってしまった。
そして、心臓と胃袋を画像のようにカット。

その後、2杯酢で和える。

冷蔵庫で寝かす。
んごぉ~・・・・

さあ、下あご周辺の肉も適当に切りつけ。
ボイルした段階ではなかなか弾力のある感触です。

ふんふん・・・・

コイツは唐揚げにしよう。
まずは絡ませるタレを作ろう。

醤油と酒を合わせ、すりおろしショウガを加え、わずかに胡麻油を垂らす。

これをボイルした下アゴ周辺の肉に馴染ませる。

そして、片栗粉をまとわせ油で揚げる。
片栗粉がべったりした感じだが、気にしないっ!

一方で、残った胃袋を圧力釜にかける。
海水くらいの塩水で20~30分。

少し柔らかめに仕上がったな。
もう少し歯ごたえがある方がよかった。

一部唐揚げにしてみた。

一部は、串に刺して・・・

塩コショウして焼き鳥風に焼いてみた。

おおおぉ・・・クロマグロ内臓づくしなり。
今回のメニューをまとめるとぉ♪

【心臓と胃袋の2杯酢あえ】

酢の効果か、あっさりしていてなかなかおいちい。
しかし、胃袋がちと硬いな。

柔らか過ぎるのもイヤだが、かなりの薄切りにしたつもりでも固いね。
圧力鍋で適正な加圧時間を把握しないといけない。

心臓も歯ごたえがあるが、まあイケル。
心房は食感がプニプニしてて、絶対的な旨さは無いけどおいしく感じる。

【下アゴ周辺の肉唐揚げ】

こりゃあんまいっ!
肉の繊維の食感もよろしく、漬け込んだ汁との相性もバツグン。

ちょっと切りつけが大ぶりすぎたね。
もう少し小ぶりに切れば良かった。

【胃袋の唐揚げ】

ちょっと、加圧時間が長かった?
冷めた状態なら、まあ喰えなくもないが・・・

温かいと、ねっちょん、ねっちょんした感じの食感。
唐揚げには向かない。

【胃袋の串焼き】

唐揚げ同様、ねっちょん、ねっちょんした感じ。
食感は大切だなん。

胃袋は食感を調整することが最も重要。
圧力鍋での加圧時間が問題だね。

んごっ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です