蓄養クロマグロの内臓の煮物

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喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「クロマグロ」です。
クロマグロはスズキ目サバ科の魚。
2014年の年末頃のお話ですよ。
だって、周回遅れなんだもん ♪
ウキッ!
今回は内臓のお話。
時折ここでも登場してますね?
何?知らない?
そんな事では立派な社会人にはなれんぞっ!!
無論、冗談である・・・
むっふぉん!
魚体が大きくなればその内臓も大きいもんだ。
んだんだ。
蓄養クロマグロの胃袋と心臓を頂きました。
胃袋は粘液まみれです。
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お上品な奥様には触れませんなっ。
ヌメヌメしてデロデロしてます。
さあ、下処理していきましょうかね。
まずは、心臓を切り分け。
心房の部分は白っぽいです。
これを取り除き半分に切ると、こんな感じ。
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繊維の細部にまで血液が入り込んでいます。
で、適当にスライス。
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心房も切り分け。
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キレイに洗うとこんな感じ・・・
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もはやおまいは魚ではないっ!
・・・・って感じ?
この部分は非常においちい。
絶対的な旨みはありませんが、プニプ二とした食感と淡い風味が絶品。
シンプルに塩コショウを振ってフライパンで油炒めにでもしたら・・・すぐになくなります。
と、いう事で画像はここまでしかありませぬ。
ゆるちてほちいでち。
そして、胃袋を熱湯にくぐらせます。
一気に温度が下がります。
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でも気にしない。
取り出して、ヌメリを取り除きます。
金タワシ等でこすります。
ガシガシ・・・・
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ボイル状態にすると・・・・
クリクリになります。
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心臓も下ゆで・・・・
と、アクだらけでございます。
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血液の集積所のようなもんですから。
鮮度の悪いモノはヤバイでしょうな。
で、胃袋は圧力鍋の刑。
海水より少し薄いくらいの塩水を使用。
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どのくらい加圧しよっかなぁ~
10分くらいかなぁ~
でも、どのくらい加圧したのか忘れちゃったぁ~
あへっ ♡
たぶん、10分くらい。
その後、そのまま放置し冷却してみた。
意味?そんなのありませぬ。
はいっ ♡ 10時間後 ♪
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あああぁ・・下処理完了って感じがしません?
短時間のボイルでは食えないのか?
食えますよ、食品ですから。
でもね、相当に硬い。
非常なる歯応えなのら。
さて、ちょっとポン酢で喰ってみましょう!
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もんぐもんぐ・・・・
おいちい。
しかし、どんぶりいっぱい喰う感じではないね。
保存の効くものにしよう。
先日ボイルした心臓と一緒に煮込みましょうかね。
ボイルした胃袋と心臓を適当に切り付け鍋に投入。
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少し水を加え、醤油、みりん、砂糖で味を調え煮詰めていきます。
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さあ、完成です。
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早速頂きましょう!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・
んまいっ!
滋味あふれる味わい。
心臓と胃袋の食感の違いも楽しい♪
日本酒がほしくなりますな。
風味自体はクロマグロの内臓だからって主張はありませぬ。
どこかで体験したことのある味わい。
しかし、なんだな。
このマグロの胃袋の難点は下処理に時間が掛る事だね。
ヌメリの除去と食感の向上に手間が掛る。
んごっ!

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