熊本県産養殖ブリの刺身

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「ブリ」です。
ブリはスズキ目アジ科ブリ属の魚。

贅沢な日本人どもの欲求を満たさんが為、多獲浮遊魚を大量に与えてカロリーベース等では食品として非常に効率の悪いというかもったいないシステム・・・・
それが高級魚の養殖および蓄養。

最近の飼料はペレットのようだが、原料は同じ。
スーパーの魚売り場を見渡しても、安定供給される養殖魚および冷凍&輸入魚ばかりだ。

こうなってしまった根本的原因は消費者にある。
間違いない。

消費者の欲求を満たすのが商売だからだ。
贅沢になったもんだね。

現在、日本の水産物の自給率は60%前後だ。
多くは輸入に頼っている訳だ。

今までは、日本人以外はあまり魚を食べなかったが、魚の良さが世界中で認識され日本以外の消費は増えてきた。
輸出国にしてみれば、くだらない事に神経質な日本にわざわざ輸出しなくても、ほかにいくらでも輸出先があるわけだ。

その内、日本に魚が入ってこなくなるよ。
根本原因は消費者のわがままにある。

だいたい、マグロの獲得うんうんで騒いでいる段階で十分な贅沢病だ。
根本は重要な食料問題であるにもかかわらず、「マグロが食べられなくなる日が来る」だって。

平和だねえ。
経済的問題しか論じない点は日本人らしいね。

日本近海の漁業資源の問題もまた30年後くらいにやっと話題に上るんかの?
漁業資源の保護(資源回復措置)に対して国はいつ動くんかの?

今の日本の漁業の仕組みは先進国ではどこも採用していない。
漁獲量規制や時期の仕組みのことだ。

日本は遅れてるんだよ。
一向に資源が回復しない訳だね。

まあ、このような状況下に日本はあるわけだ。
さて、本題に戻ろう。

今回のブリは年末に買ったものだ。
喰ったのも年末だが・・・・わかっとるってか?

九州では、正月にブリを食べる風習がある。
年末にはよく1本買いしていた。

ここ関西圏でも年末はブリが切り身で出回る。
価格は100gあたり398円前後といったところか?

こんなんは普段おいらは買わない。
高いわい。

今回は100g198円の半額で100g100円。
こりゃあ買いでしょう?

パックされた切り身は皮付&ウロコ付き。
一部骨付き。

まあ、やることは皮はいで、骨をそぎ落として刺身に引くのみですから、調理は簡単。

今回は少し薄めにスライスしてみた。

さて、いっただっきもあぁ~すぅ。

もんぐ・・・もんぐ・・・
思ったほど脂が無いですな。

意外じゃ。
天然のブリでもこの時期脂ギッシュなのだが。

しかし、半額ゆえか?
身にしまりがなくなっている。

ヘニョヘニョだい。
まあ、ゆるせる範囲か?

今回は前置き長すぎかい?
いいじゃん別に。

しかし、消費者はそっちがいいのだろう。

んごっ!

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