養殖マダイの握り

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「マダイ」です。
マダイはスズキ目タイ科マダイ属の魚。

今回はマダイの握りを作ります。
近所のイ○ンで珍しく丸のマダイを発見。

サイズは見た感じ800g程度。

そして、イ○ンで初めて〆られてたマダイを見た。
個人的にね。

珍しぃ~・・ということで購入。
980円の20%引きで784円。

価格的にはまあ納得かな?
800gの養殖マダイ1匹980円はスーパーのよくやる手だ。

しかし、ここ関西ではほぼ消費者全員が「さばいてくれ」攻撃をかます。
いかに安く提供しようとしても、手間ヒマかけさせらてとんでもないことになる。

だからあまり見ないんですな。
量販であればあるほど。

消費者は基本的に自分のことしか考えませんから、こういう負のスパイラルの原因が自分たち自身であることに気づいていない。
余計なこと言わずに丸のまま買って帰る人ばかりなら、こういう商品の提供頻度も上がろうってもんなのにね。

おいらにとってはいい迷惑です。
さて、まずは下ごしらえです。

ウロコを取り・・・・

頭を落とします。

 

内臓を取り、きれいに洗いますよ。

 

そして3枚におろして行きます。

 

はい、2枚おろし完了!

はい、3枚おろし完了。
画像は背骨ですが・・・・・・・

腹骨をすきます。

この腹骨をすいた部分の先っちょに骨の無い肉の部分が残っています。
これを後で使います。

そして、皮を引きます。

今回は少し皮に身が付いてしまいました・・・悲すい。
でもこの皮も喰らうなり。

皮を引いた身の体側部分の骨をそぎ落としたら、サク取り完了じゃ。

後は寿司ネタ用に切りつけ、握るのみだす。
さて、さっきの腹骨をすいた部分の先っちょを軽くあぶります。

全体的にね。
周辺に残る薄皮をはがすなんて手間は不要です。

焼いちまえばいいんす。
ジジジ・・・・

そして、冷水に落として水気を取ります。

 

皮目に包丁を入れ、握ります。
2カンしかない・・・・

つまみ食い的に頂く。
もんぐもんぐ・・・ふふふ・・んまい!

さて、次に皮。
いつものように熱湯にくぐらせ、冷水に取る。

水気を取ったら適当に切ってつまみに。

一手間加えられるなら、小口きりしたネギでも加え大根おろしを添えてポン酢をかける。
そして、サク取りしたマダイを切りつけ握っていきます。

もちろん、アラや頭も後日塩焼きなどにします。
784円のマダイでどれくらい活用できるか?

①握り寿司・・・・・・20カン以上。
②ハラミ握り・・・・・2カン
③皮の湯引き・・・・・1匹分
④頭・アラの塩焼き・・1匹分(予定)
回転寿司で2カン1皿200円として、20カン=2000円

居酒屋で皮の湯引き・・・380円かな?
ハラミ握り・・・・2カンで400円かな?

頭・アラはスーパーで198円くらいですね。
推定合計・・・2,978円なり。

2,194円のお徳(光熱費・しゃり代除く)
784円なんてお子様ランチ1食分だぜ。

あんな楽チンメニューで。
手間を惜しんでんじゃあない!

よく考えてミシ。
余計な贅沢していませんか?

マダイ喰うだけで十分贅沢じゃあないですか。
ガキにお子様ランチ喰わす金があったら、手間を惜しまず調理を行って家族で楽しむという手もあるのでは?

ふんっ!

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