“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材は「ウミタナゴ」です。
ウミタナゴはスズキ目ウミタナゴ科ウミタナゴ属の魚。
ウミタナゴ・・・何十年ぶりだろう。
海のルアー釣りをメインとし、時折小物のエサ釣りをしているんだが。
なかなか出会わなかった・・・・
あああぁ、運命の再会?
魚売り場で出会うことも無く、おいらの仕掛けに掛かることも無く。
一体どこに行っていたんだぁ・・こいつぅ~!!
このウミタナゴ、口元の黒い点がホクロのようで何とも色っぽい。
全部オナゴに違いないっ!!
んな事ないか?
さて、このウミタナゴ、複数の種類が存在するようなのだ。
ウミタナゴ、アカタナゴ、アオタナゴ、オキタナゴ、マタナゴ。
つい、最近までウミタナゴとオキタナゴの2種類だと思い込んでいた。
しかしまあ・・・おいらには特定不可能じゃ。
よって、今回はウミタナゴとする。
型は小さいんだな。
だから、カラアゲ。
何?芸が無い?
じゃあ、どうすんだよっ!
言ってみろいっ!
さあ、かわゆいウミタナゴちゃんを紹介しよう。
はい、背鰭。
はい、尾鰭。
はい、胸鰭。
はい、腹鰭。
はい、尻鰭。
どうだい?
誰か何タナゴか分かったかい?
とりあえず、ウロコを落とします。
そして、エラを取り出します。
小型のペンチ?を使用してみました。
だって、取りにくいんだもん。
結構いけるど。
便利じゃ。
その後、腹を切り内臓を取り出し良く洗う。
下ごしらえ完了!
今回は、つけ汁に漬けてみた。
市販品じゃあないぞ。
醤油、砂糖、みりん、塩。
それだけさ。
時折、たっぽん、たっぽんと上下を入れ替えながら2時間くらい漬け込む。
そして、かたくり粉をまぶし、揚げる。
おっし、揚がった。
完成じゃ。
頂きますかね?
さて、さて・・・もんぐもんぐ・・・
うむ、普通じゃ。
身はややしっとりしており、クセもなく美味しい。
しかし、これがウミタナゴだっ!!って味わいが無い。
そして、骨が結構硬い。
たいがいの魚は多少骨があってもゴリゴリ喰っちまいますが・・・
身がしっとりしている事もあいまって、小骨を感じるのだ。
こりゃあ、一般人には向かないだろうねぇ。
やはり18~20cmくらいの大きな個体が望ましいね。
塩焼きや煮つけは旨かった記憶がある。
季節にもよるんでしょうが。
んごっ!
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