夏のボラの刺身

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喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「ボラ」です。
よく登場しますな、ボラは。
さて、今回は暑い~暑い~夏のお話。
真夏のボラさ。
この暑い時期、おいらはアカメと言う魚を狙って釣りに行く。
おいっ!フグじゃあないよっ!
おいっ!キンメダイじゃないよっ!
おいっ!キントキダイでもないっつーの。
アカメはスズキ目アカメ科の魚だ。
わかったかい?ふんっ!!
何を隠そう、オイラはこのアカメを釣る為に長い遠回りを経て高知に移住したのだ。
しかし、そうそう釣れる魚でもない。
よって、毎晩のように玉砕され、心を打ちのめされるのだ。
そんな中、おいらに旨い刺身を提供してくれるのがボラなのだ。
そう、いつものように夜中になるとライトの下の水面をグルグル回っている。
コイツらをボラカケでちょいと頂くのだ。
ここ大月町の某港のボラは妙な着臭は一切無い。
従って、脂の乗りや体格の良さ等がその味わいを左右するだけ。
ここは、東京湾でも大阪湾でも無い。
思いっきり人口の少ない高知県は大月町なのら。
さあ、今回も見事にボウズを喰らい、刺身を求めて深夜にボラを狙います。
おりゃっ!
無事にGETじゃ。
さあ、帰ろう。
45cm~50cmって所か?
3匹調達。
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現在時刻は23:50・・・明日も仕事。
とりあず、1本捌いて残りは後日だ。
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とっとと捌く。
頭を落とし、内臓を抜き、キレイに洗う。
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3枚におろし・・・・
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腹骨をすき・・・・
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皮を引く。
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体側の骨をそぎます。
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ところで、ボラの体側の骨。
実は2~3本程度しかない。
最近まで気が付かなかった・・・・大のボラ好きなのに。
で、切り付けます。
今回は2パターン。
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さ、でけたど。
時刻は0:20だい。
ああ、もう眠い・・・・・・
し、しかし喰わねば。
で、ではさっそく。
いっただっきもあ~すぅ。
もんぐもんぐ・・・・
んまいにゃぁ~・・んまいぞなもし。
食感、風味、脂だけにたよらない旨み。
淡いんだが、しかし十分に感じとれる。
あああ・・・腐った海域周辺に住んでいた頃には考えられないね。
ウキッ!

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