喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「ボラ」です。
ボラはボラ目ボラ科のお魚。
やあ、久しぶりの更新だ。
だって、忙しかったんだもん。
何?どうせ釣りで忙しかったんだろじゃと?
そんな事ないもん。
色々と忙しいんだもん。
さて、今回はボラのお話。
そう、またボラさ。
このブログ内では断トツの出現回数だ。
まいったか?
ここまでボラが登場するサイトもあるまい。
むっふぉん!
今回のボラは冷凍庫で保存していたモノです。
この冷凍保存も何気に長持ちしない。
家庭用冷凍冷蔵庫のマイナス18℃程度では、状態の維持は難しい。
この前、テレビ見てたらマグロの保存にマイナス60℃の保冷庫を使用していた。
すごいね。
マグロというビジネスで大きなお金が流れるから出来る事だろう。
いつの日かボラの価値が評価されれば、あのマイナス60℃の保冷庫がボラで埋まる日が来るかもしんない。
そんな事無いか?
ボラのゲオスミン様臭以外の着臭はその海域の汚濁のバロメーター。
その汚濁が改善されない限り着臭は避けられない。
着臭の心配のないボラは貴重な存在さ。
さあ、今日はシンプルに調理しましょう。
ま、シンプルなものしか作れないって話もある。
今回はソテーにしましょう。
いや、なに、フライパンで焼くだけでち。
まずは解凍したボラを筒切りにします。
なぜに筒切りか?
そんなもん気分に決まっておろう?
で、作業が完了したら塩を振ってしばし放置。
水が出ますからね。
水分を吸収する適当なものを敷いておきましょう。
おいらは少年ジャンプ&キッチンペーパーさ。
この少年ジャンプのインキの香りが食材に移ってとっても香ばしく仕上がる・・・・
訳が無かろう?
おいらは少年ジャンプなんてムダ金だと思う。
しかし、嫁がガキに買い与えるんだ。
そんなもん、小遣いで買わせろい。
で、そのまま捨てるなんてもったいなかろう?
最後の仕事としてドリップ吸いやがれ・・・
と、言うことで使用しております。
30分くらいたったかな?
そろそろ焼きますかね。
コショウ?なにそれ?
そんなもん使いませんよ。
なぜ?
それはね、嫁がコショウを切らしてたから。
使わないではなく、使えない・・・・
ま、大した支障はありませぬ。
ここのボラはね。
魚を使った料理番組では、やたらと魚の臭がみあ~だこ~だ言ってますが・・・・
どんな鮮度の魚使ってるんだっ!!
と、いつもテレビに突っ込みます。
物理的にテレビに突進してる訳じゃあございませんよ。
イノシシじゃないんですから。
香辛料は風味付けやメリハリを効かす為で使うものかと。
食材としての魚が臭いとすれば、それは鮮度が低いから。
だいたい、キレイに処理しておけば冷凍のボラだって臭わないんだから。
メディアは正確に情報を伝えなければ。
「今回は鮮度の良くない魚しか入手できませんでしたから、香辛料を使用してニオイをごまかします・・・・これをマスキング効果と言います。」
と、してみるとか?
TV番組は影響が大きいだけに正直さに欠けるもんね。
飲食店の取材でバカ正直に「イマイチですね」とか「どこにでもある味ですね」とか放送しちゃったら、取材先からクレームでしょう。
もし、それが原因で店舗が潰れたら訴訟問題にまで発展するかもしれない。
よって、グルメ番組の多くはマイナス評価は無い。
だから、視聴者としてはホントに旨いのかは判断できない。
ネット上の評価を見る方がマシなのだ。
TVの世界は作られた世界だ。
出演者のみなさんもさぞかしストレスが溜まる事だろうと思う。
俳優顔負けの演技力が評価される。
TVはチャリティと言いながら大きなお金が動くビジネスの世界。
そこで発生する金額を全て寄付した方がよほど巨額なのではないかと想像してしまう。
大手小売りも良くやる手法だ。
パンダとかオランウータンとかを守ろう的な活動ね。
それは、広告塔になるから一時的に採用しただけの事。
本気なら何十年にわたって継続しているはずだ。
今やどこにその痕跡があるのかすら分からない。
そんな状態。
CO2削減とか言いながら、その計算の中身は・・・・
それが小売りの真の姿だ。
おっと、話が横道にそれて、道に迷って迷子になっちゃった・・・
そうそう、フライパンを熱してサラダオイルを回します。
さあ、焼いていきますよ。
ボロイフライパンなんで、小刻みにカタカタとゆすりながら焼きます。
で、ないとくっ付いてボロボロになります。
このフライパン、姫路の山陽百貨店で5000円以上出して買ったんです。
2年くらいしかまともに使えない。
安物と大差ないね。
両面こんがりと焼いていきます。
薄めに切りつけたから、フタして蒸し焼きにする必要も無いだろう。
最後に少量のバターを溶かし込んで全体に回します。
さあ、完成だ。
さっそく頂きましょう!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
んまいっ!
表面はソコソコに香ばしく焼けている。
そして身肉はゼラチン質を感じるようなプリプリした食感。
思った以上においちい。
いけるぞなもし。
ウキッ!
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