喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「カサゴ」です。
カサゴはカサゴ目フサカサゴ科カサゴ属のお魚。
6月後半のお話・・・・
いつものように、すぐそこの岸壁でカサゴが釣れた。
30cm超えとはいかないまでも、そこそこの大きさ。
25cm以上、30cm未満ってところか?
カサゴは頭がやたらとでかく、身肉は少なめ。
だから、生食するにはある程度のサイズが無いと量が取れません。
魚にとって、捕食は重要な事なのでしょう。
魚って、頭まわりは結構ゴツくできていますね。
頭でっかちで、ボディはゲッソりした個体をたまに目にします。
スズキなんかもね。
頭まわりまで、ゲッソりしてしまったら、捕食ができなくなる。
回復するチャンスが無くなる訳です。
魚の世界では、それは死を意味するのでしょう。
だから、多くの魚たちは頭まわりがしっかりしている。
と、個人的に思い込んでいる。
さて、折角大き目なカサゴが調達できたので生食せねばなるまい?
そんなこと無い?
ちなみに、釣ってから1日放置してしまった・・・
申し訳にゃい。
シンクの転がるカサゴは食材と化している。
まずはウロコを落とそう。
今回は、皮付きの状態で調理していきます。
よって、ウロコは丁寧に取り除きます。
普通にウロコを落とすだけでは、どうしても取り残しがあります。
強固にくっ付いているウロコは骨抜きなどで取り除きます。
さあ、頭を落とそう。
ん?胃袋に何か入っています。
何が入っているのだろう?
ワクワクしますねぇ~
わくわく♡
わくわく♪
で、その中身はカニちゃんでした。
今回のカサゴはカニ喰ってるんですねぇ。
そうカニ、カニ喰ってたカニ・・・
へ?こんなくだりはいらない?
やっぱりそうカニ?
しつこいカニ?
んっほっほ。
さあ、先へ進もう。
いつものように、腹の中の血っ気をきれいにしましょう。
はぁ~さっぱりしました。
で、3枚におろします。
体側の骨を骨抜きで取り除きます。
鮮度が良すぎると、なかなか抜けない。
しかし、今回は1日放置してあるのら。
無論、意図的に寝かせた・・・訳ではないっ!
単に、時間が無かっただけじゃ。
まいったか?
骨抜きで体側の骨を取り除くと、肉量が少しでもキープできるのだ。
そして、大き目に切りつける事も出来るのら。
すごいべ?
その後、熱湯に放り込みます。
皮目だけに熱湯をかける方法もある。
10~15秒程度で引上げ、冷水へ投入!
取出したら、キッチンペーパー等で水っ気をよく切ります。
そして、切りつけ、盛り付け・・・・・
塩、コショウを施し、オリーブオイルをかけ回します。
最後にレモンを絞って完成!
相変わらず、色気はござりませぬ。
何?色っぽく食せ?
う、うむ、試みてみよう・・・・
それじゃぁ・・頂くわぁ♡
はぁ~ん、おいしいわぁ~ん・・・
ムリっ!
色っぽく食すってなんじゃ?
普通に、頂きまっす!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・
んまいっ!
カサゴの淡い風味は、はっきり言って飛ぶ。
オリーブオイルの香りが勝るね。
でも、全体的なバランスは非常に良く、かなりおいちい。
ウキッ!
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