和歌山県日高川産ボラのカラスミ

”喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「ボラ」です。
ボラはボラ目ボラ科ボラ属の魚。

一般的にカラスミはボラの卵巣からつくられるものを言いますね。
カラスミって高いですね~、大きさもピンからきりまで。

いっそのこと自分で作ったら?
って感じですね。

と、いうことで作って見ました。
季節は秋、和歌山県の日高川の中流域にスズキをルアで釣りに行きました。

ルアーに引っかかるんです・・・ボラが。
この時すんごいでかいボラが掛かったんです。

70cmくらいのやつ・・持った感じ3Kgオーバー、しかも美しい。
画像はありませんが・・・・

おそらく、海から上がってきて間もない個体なのでしょう。
あまりに旨そうなので持って帰ることに・・・・。

ウロコと内臓くらいまでの処理は現地で行います。
ウチの台所はせま苦しいですからね。

まさか卵が入っているなんて考えてませんでしたから、サクっと包丁入れたら卵巣片っぽキズつけちゃいました。
取り出してみると・・あらあら、でっかい卵巣です。

これは・・・やらねばなるまい。
ボラはボラとして美味しく頂きました。

卵巣もってるクセに脂が乗っているのです。
さてカラスミとはどないして作るのか?

詳細は他のホームページ見てくださいませ。
私の場合、乾燥に入るまでおおよそ2週間かけました。

極力、血管に残る血液をつまようじ等で押し出し、塩蔵。
その後、日本酒を使い塩抜き。

その後、乾燥。

乾燥は最初はキッチンペーパーで巻き、重しをかけて丁寧に実施。
重しでは水分が出なくなってから、みかんのネットに入れて自然乾燥。

大阪の汚らしい空気にさらすのは嫌でしたが、夜間は室内乾しにて対応。
家族の反感を大いに買いながら何とか乾燥完了!

これで、卵巣の片方分です。
でかさが分かるでしょ?

創作期間おおよそ2ヶ月。
なんと待ち遠しかったことか!

早速スライスしてみます。
市販品と何ら変わりが無い?

そ、それでは早速・・・・

いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・

んまいっ!

焼酎に日本酒にモロ合いますな。
さあ、秋になったらみんなボラを釣りに行くのじゃぁ~

お~ほぉっふぉっふぉ~ぅ。

んごっ!

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