ヒブダイの皮付きの造り

ヒブダイの皮付き造り (1).jpg ヒブダイの皮付き造り (2).jpg
喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「ヒブダイ」です。
ヒブダイはスズキ目ブダイ科アオブダイ属の魚。
高知では、潮通しのいい岸壁なんかでも、たまに見かける。
釣ってやろうと思いながらも、釣った事なし。
今回のヒブダイはもらい物。
1月にご近所からもらった。
釣り客が要らないからと、置いて行ったものだそうな。
いつも思うのだが、喰わないならおいらの所に持って・・・・
いや、逃がして来い。
喰いもしないのに釣った魚を持ち帰る意味が分からん。
また、同時に、高い金払って船で釣りに出て、釣った魚をリーリースする意味も分からん。
金持ちの道楽としか思えん。
まあ、道楽と言えば道楽なのですが・・・・
これは、金持ちの釣りに対する偏見なのだろうか?
TV番組でよく見るので、ヤラセの世界で踊らされているのか?
んんん~~
だんだん分からなくなってきた。
TV番組は結構ウソつくからね。
全てを信じちゃダメよ。
魚の名前なんてデタラメばかり。
おいらの場合、不要な魚はリリースと言うより・・・
意地でも喰う感じ?
家族も居ますからね。
少しでも食費が浮きます。
さて、せっかくなんで今回も観察してみましょう・・・・・
やんや言うな。
まずは全体像。
ヒブダイの皮付き造り (2).jpg
はい、背鰭。
ヒブダイの皮付き造り (3).jpg
はい、尾鰭。
ヒブダイの皮付き造り (4).jpg
はい、尻鰭。
ヒブダイの皮付き造り (5).jpg
はい、腹鰭。
ヒブダイの皮付き造り (6).jpg
はい、胸鰭。
ヒブダイの皮付き造り (7).jpg
はい、顔。
ヒブダイの皮付き造り (8).jpg
なんだか、キョトンとしていますな。
ちなみに、咽頭歯がありました。
ヒブダイの皮付き造り (21).jpg
みなさん、いかがでしたか?
各鰭はなかなかトロピカルな色合いでしたね。
とても食用魚とは思えませぬぅ。
んごっ!
さあ、まずはウロコを落とします。
ヒブダイの皮付き造り (9).jpg
ウロコは比較的大きく、バリバリと飛び散ります。
大型の個体の場合は、そぎ落とした方がいいでしょう。
ウロコを取ったら、こんな感じ。
何?変わらない?
ヒブダイの皮付き造り (10).jpg
そうね、そうね、そうかもね。
そして、頭を落とします。
ヒブダイの皮付き造り (11).jpg ヒブダイの皮付き造り (12).jpg
やあ、大きな肝臓ですな。
肝臓も取り除かないカンゾウ・・・・
ヒブダイの皮付き造り (13).jpg
誰か笑らっちぃ~
肝臓を取り除くと、浮き袋が見えます。
ヒブダイの皮付き造り (14).jpg
内臓を取り除いたら、ハブラシ等で中をよく洗います。
ヒブダイの皮付き造り (15).jpg
キレイになった所で、3枚におろしていきましょう。
ヒブダイの皮付き造り (16).jpg ヒブダイの皮付き造り (17).jpg
はい、おろし終わりました。
ヒブダイの皮付き造り (18).jpg
続いて、腹骨をそぎ落とします。
ヒブダイの皮付き造り (19).jpg
今回は、皮ごと頂きますので、皮は引きませぬ。
で、沸騰したお湯にドボンッ!
そして、10秒も待たず引上げ。
ヒブダイの皮付き造り (22).jpg
冷水にドボンッ!
寒い時期なので、氷は不要じゃ。
ヒブダイの皮付き造り (23).jpg
だって、1月なんですもの。
熱が取れたら、水気を取ります。
ヒブダイの皮付き造り (24).jpg ヒブダイの皮付き造り (25).jpg
体側の骨を切り出しましょう。
ヒブダイの皮付き造り (26).jpg ヒブダイの皮付き造り (27).jpg
さあ、切りつけです。
ヒブダイの皮付き造り (28).jpg
盛りつけて完成。
ヒブダイの皮付き造り (1).jpg
さすがに、ここまで来ればトロピカル感は無いですな。
その辺の魚となんら変わらない?
今回はポン酢を準備しました。
市販品なんて要らない。
何か香料臭いし、個人的には殆ど使わない。
醤油、酢、塩でOK。
香りづけする場合は、スダチなんかを絞る。
キレある塩分が造りに合う。
マイルドな市販品は味がぼやけてキライ、魚の生食には合わない。
そして、当然ながら自分で作った方が安い。
大した手間でも無い。
さあ、それでは早速・・・・・
いっただっきもあ~すっ!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・・
ん、ん、ん・・・んまい。
ブダイの類はポン酢が合うって話があるが・・・
確かに、んまい。
皮付きなのも良いのかもしれん。
こりゃあ、なかなかおいちい。
サッパリとした味わいなんだが、旨みがある。
歯ごたえも程よい。
こりゃあ、見かけたら買いだな。
見かけないけど。
ウキッ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です