タイセイヨウサケの刺身

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「タイセイヨウサケ」です。
タイセイヨウサケはサケ目サケ科タイセイヨウサケ属の魚。

サーモン~♪サーモン~♪サーモ~ン~♪
とーくで、よんでるぅ~ 声がするぅ~♪
きてよサーモン~♪ぼくのところへぇ~♪
きてよサーモン~♪わたしところへぇ~♪

イヤよっっ!!!
あへっ♡

と、いうことで、タイセイヨウサケです。
みんなが知ってるアトランティックサーモンです。

・・・・恐らく。
何せ、肉片なもんで。

今回のタイセイヨウサケも、先日のヒラメ同様、もらいものです。
子供のリクエストを反映させて・・・

しかし、巨大なサクだ。
このまな板の幅が22cmなんだが、わずかに上回る。

これが、タイセイヨウサケの体高とするなら、かなりの大型。
こんなに巨大になるまで養殖するんだねぇ。

長年養殖され続けているんだから、きっと成長が良いんだろう。
成長の悪い魚は基本、養殖しませんからね。

さっそく、開封してみる。
はい、皮目側の様子。

はい、背骨側の様子。

ほう、体表にはうっすらと脂が乗り、白い脂肪が肉片の中に喰い込んでます。
体表の脂と比較し、筋肉中に喰い込む脂の割合は比較的高い気がする。

考えてみると、こういう魚はなかなか思い浮かばないな。
これが、商品としてのタイセイヨウサケの魅力なのかな?

さあ、刺身に切っていこう・・・・
大量に喰えるぜ。

むっふっふ~
高価なもんで、なかなか自分では買わない。

それがタイセイヨウサケなのら。
しかし、この肉片でかすぎる。

切り分けよう。
クロマグロ的に言えば、大トロ、中トロ、赤身って感じ?

この赤身部分、これでもでかいな。
よって、切る。

あちょっ!

”んぐぅっっ!!”
肉片の声が聞こえてきませんか?

ん?聞こえる?
そりゃ大変だっ!

病院に行った方がいい・・・・
きっと、病んでる。

へ?病んでるのはおいらか?
そう、おいらは魚食病・・・・

魚を喰っていないと生きていけない。
そんな好青年・・・・

いや、もう青年とは呼ばれない年齢・・・か?
でも、気持ちは永遠の28才なのら。

何?いいから先へ進め?
んもうっ!

せっかちさんは、キ・ラ・イ ♡
んごっ!

さあ、無事に切りつけ完了!
ま、切るだけですし。

はい、脂の多めな部分。

そして、背身は軽く塩を振って、出た水分を拭き取り。

さっそく頂きましょう!
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・

んまいね。

素直においちいと思う。
塩を振った方は少しだけ風味が変わります。

少しクセの出る感じ。
でも、少しコクのある感じ。

ま、味付けしたようなもんですから。
ところで・・・・・

「最近の日本人は脂の多い物を好むようになった・・・」
などと言う評論家さんがいるが・・・

元来、人は基本的に脂が好きなんだと思う。
生き物として、本能的にエネルギーの高い喰いもんを好むんだと思う。

世の中に脂の多い商品が多く出回るようになっただけの事ではないのか?
物流や保冷等の技術が向上しただけの事ではないのか?

”好むようになった”ではなく”選べるようになった”のではないか?
へ?どうでもいい?

そうだね。
確かに、どうでもいい話だなん。

ウキッ!

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