3月の唐戸市場から来た養殖ヒラメの刺身

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「ヒラメ」です。
ヒラメはカレイ目ヒラメ科の魚。

そう、あの高級魚のヒラメちゃんです。
自分で買う事も無く、釣れる事もない・・・

何?腕が悪いじゃと?
その通りだが?文句あんのか?

ああ?泣くぞ、コノヤロウ。
え~ん、え~ん・・えっくえっく・・・

ウキッ!

と、言う事でもらい物です。
次男の中学校入学祝いで送られてきました。

だっ・かっ・らっ・・・・3月のお話 ♪
ヒラメ以外もあるのですが、それは後日・・・・

もうっ!
あせっちゃダメっ ♡

ちなみに、このヒラメは下関から送られてきた。
唐戸市場が調達先だ。

下関には、下関漁港や南風泊漁港など他にも市場が存在する。
南風泊漁港は、”みなみかぜとまりぎょこう”と読む・・・

訳がなかろう?
”はえどまりぎょこう”と読むのら。

フグの水揚げで有名な漁港なのだ。
昔は全国の水揚げの80%くらいあったそうな。

聞いた話なので、正確な情報でないかもしんない。
現在はそんなに高くは無いらしい。

して、この唐戸市場。

客観的に見た場合、現在はほとんど観光市場である。
市場だから、格安で魚介類を調達できると思ったら、大間違いである。

内部の流通の仕組みは知らないが、鮮度は悪く無いかもしれない。
数年前の1月、早朝に立ち寄った事がある。

市場内を1周してみたが、こりゃあ買わねばってものは無かった。
水揚げ量の少ない時期だった事もあろう。

しかし、産卵後のガリガリのスズキをいくら活け物であったとしても・・・

キロ1,000円は無かろう?

こっちが素人と思って、手鍵で小突いて活きの良さをアピール。
まだ生きてますよ~

思わず、苦笑い・・・・・

「へぇ~活きが良いんですねぇ~」
と、返しておいた。

ま、商売なんで、そんなもんかも知れない。
しかし、買ったお客さんは悲しい思いをするに違いない。

市場内は全体的にお得感は無かった。
おいらが貧乏性ってのもある。

観光で来て、気分が高揚した状態で訪れた時に買ってしまうんだろう。

値段はともかく、それなりに品が揃っているから観光市場としての役割は果たしている。

おいらのガキの頃は、観光港というより普通に気の生えたくらいの市場だった。

コイチ等のマイナーな魚が割安に買えたハズなんだが・・・
変わっちまったね。

おっと、いけねぇ・・・・
前置きが長すぎた。

さあ、そんな唐戸市場からやって来たヒラメちゃん。

当たり前のように、サクになってます。

はい、裏側。

丸でいいのに・・・・
天然か養殖かは不明。

恐らく養殖モノ。

下処理されてから時間が経ってますから、バツグンの鮮度でない事は承知してはいるが・・

いつものように刺身にしてみる。
エンガワがあるから、これはおいちいに違いない。

ちなみに、ヒラメは表側と腹側で肉質が異なる。
背身は黒っぽく、腹身は白っぽい。

個人的には腹側の方が好み。
包丁を入れた感触的には、もうヘタっている。

ヒラメの造りの身上である、噛み応えのある食感はもうない。
背身を切りつけ、皿に盛る。

付いていた、もみじおろしを添える。
でけた・・・・・

それでは、さっそく・・・
いっただっきもあ~すっ!

もんぐもんぐ・・・・もんぐ・・・・

んん~・・・・
やわいな・・・

評論家さん的に、寝かせて旨みが出ただの言う状態か?
おいら的には、魚種にもよるが1日なんて寝かせ過ぎだと思うがね。

刺身で喰うなら。

最も、仮に〆てから8時間が最もいい状態だったとしても、その状態で入手&調理できる環境の人はなかなかいないだろう。

高級料亭なんかでは可能なのだろうか?
おいら、貧乏なんで分からない。

ちなみに、腹側はシソを巻いてみた。

シソはパリパリした食感で、イマイチ馴染まなかったぞ。
ううう・・・普通に喰えばよかった。

唯一の救いは・・・・・
エンガワはおいちいっ!

ウキッ!

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