喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「コノシロ」です。
コノシロはニシン目ニシン科コノシロ属のお魚。
おいら、コノシロも大好き。
風味があっていい。
さあ、今日も8月のお話です。
高知の8月と言えば?
そう、アカメ釣りですね?
へ?違う?
そんな事無いでしょ?
アカメは30kgを超えるような個体も存在するビッグターゲットです。
長年アカメを狙っていると、手も足も出ないサイズが掛かる事もある。
そして、なかなか釣れない魚ではあるが、釣れる時はあっけなく釣れたりもする。
この時も、何気に投げたルアーにあっさりとHIT。
おおっと、来やがった・・・・
しかし、直後に恐ろしいほどの重量感を感じた。
これは大きい・・・・
態勢を整え、追いあわせを何度も行う。
アカメをバラす原因の多くはフックアウト。
今回のフックアップは完璧だ。
確実に獲れる・・・・と、思い込んでいた。
しかし、それほどゆるい訳でもないドラグ設定のリールのラインは出ていく一方・・・・
止められない・・・・・・
スプールのラインが無くなって行く。
このままでは、スプールのラインが無くなる。
さらにドラグを締め込んでいく。
しかし、止まらない。
そして、とうとうその時が来た。
バッチィ~ン!!
そう、ラインが切れたのだ。
暗闇の中に響き渡る大きな音だった。
1年前に巻いたラインですが、ヤワなラインでは無いですよ。
40lbを下回るようなラインは使わない。
強度低下で強度が半減したって、20lbの強度。
およそ10kgの負荷に耐えるんだ。
それが、結び目以外から切られてしまう。
半端ない・・・
以降、リールのサイズを上げた事は言うまでもありません。
もう2度とこんなサイズのアカメは掛からないかも知れない。
しかし、また掛かるかも知れない。
道具は常に万全を期したいもの。
何?コノシロと関係無いじゃと?
違うんだな。
このアカメ釣りの帰り道にコノシロを釣って帰るのだ。
毎回って訳でも無いけれども。
今回も爆釣する事なく、3匹確保。
さあ、今日も脂の乗っていないコノシロを調理して行きましょう。
脂が乗ってないなら、強制的に油を付加したらどう?
よし、やって見るだ。
薄切りにして、カルパッチョ風にするのはイメージが違うな。
かけ回すんじゃなくて、いっその事、和えてみたらどう?
んだ、んだ、そうすべ。
とりえず下処理だね。
まずはウロコを落とそう。
そして、頭を落とし・・・・
お腹を切り、内臓を抜く。
キレイに洗おう。
ふぅ~さっぱりしたぞ。
3枚におろし、腹骨をすく。
皮目にスリットを入れてみた。
そして、裏側も皮目側とクロスするように切れ目を入れた。
小骨対策さ。
ま、自己満足かも知れませんけれど。
で、少し肉厚に切りつけ。
塩コショウを施し、オリーブオイルとレモン汁を加え、まぜまぜ・・・
さあ、完成だ。
さっそく頂こう。
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・
なんじゃ?
こやつ、オリーブオイルと合わんな。
イマイチだ。
風味がぶつかり合うのか?
舌触りもよろしくない。
塩、コショウ、レモンだけにしとけば良かったかも。
今回は若干外したな・・・・
んごっ!
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