“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!
今日の食材は 「クロマグロ」です。
クロマグロはスズキ目サバ科マグロ属のお魚。
ここ、高知県西部の大月町ではクロマグロの蓄養が盛ん。
蓄養と言うべきなのか、養殖と言うべきなのか?
近大の完全養殖クロマグロは安定してきたのかな?
最近はあまりアンテナ張っていないので分かりませんな。
蓄養とは一定期間生簀などで飼育する事を言うようです。
イメージは市場価格を見ながら出荷するため。
大漁の時にそのまま市場に流せば単価がダウンします。
だから、一度に市場に流さない。
また、脂の乗りの悪い魚に給餌を行い身質を向上させて出荷するため。
当然ながら、両者とも活魚でなければ不可能ですな。
ちなみに、養殖や蓄養が食料危機を救うって事はありません。
本当に食料危機に陥ったとすれば、蓄養や養殖に回しているエサの魚を人間様が喰った方が良い。
WWFのページ中には「蓄養マグロの体重を1キロ増やすためには、餌となるイワシなどの小魚が10~20キロも必要になるといわれています。」
との記載があります。
10~20kgって幅があり過ぎな気もしますが・・・・
仮に、1キロ増やすのに15キロのエサが必要として・・・・
30kgのクロマグロを60kgまで蓄養するとすれば、30×15=450kg
30gk増やす為に450kgのエサが必要な事になる。
実際の蓄養は恐らく3kg未満の幼魚からの飼育になると思われる。
食料自給率の考え方の一つにカロリーベースでの算出方法がある。
その考え方でいくと・・・蓄養や養殖はとんでも無く非効率なのである。
しかし、給餌に使われる魚は我々の食卓に上がる魚より品質の悪いモノではある。
キズや鮮度やサイズ、扱いなどなど・・・
現代の人間に現物を見せたら・・・・
「え?これを食べるの?」と、きっと言うだろう。
様々な視点があるので、一概に蓄養や養殖を否定は出来ませんが・・・
蓄養や養殖を行う理由はただの1点。
ビジネスの為に他ならない。
そりゃぁお金儲けの為でんがなぁ~。
どのくらい儲かってのかは知らにゃい。
さあ、そんな環境下で育ったクロマグロのアラがここにある。
アラって言っても、でかいからね。
まだまだ肉が取れますよん♪
んごっ。
さあ、がんばって魚肉の部分をほじって行きましょう!
ほじほじ、ホジホジ、HOJIHOJI、hojihoji・・・
ほら、大きな肉片と小さな肉片が取れましたぁ。
「あなたは、大きな肉片と小さな肉片、どちらを選びますかぁ~?」
「両方じゃっ!!!」
当然ですな。
日本人?って謙虚だから両方満たそうとしない。
「かわいいけど性格の悪い子と、ブサイクだけど性格の良い子、どっちがいい?」
「そんなのかわいくて性格の良い子が良いに決まっとるっ!!」
なぜ両方満たす選択肢が無いの?
どぼじて?
逆パターンってのも表に出さないな。
「ブサイクで性格も悪かったらどうする?」
どうするも何も・・・・
はなから選択しないさ。
だからね、常に性格を良くする努力をした方がいいぞ。
何?おいらの性格?
おっ、おいらの性格は・・・・
てっ・・・
てっ・・・
てっ・・・
てっ・・・
てっ・・・
手遅れでちぃ~~~~~~!!!
性格悪くてごめんなちゃい。
あへっ♡
でも、男前なんだぞっ!
何?画像出さないから好きな事が言えるじゃと?
10万人の署名を集めてきたら顔写真出すぞ。
まってまぁ~す ♡
さ、先に進もうかね。
大きな肉片はキレイに整えお刺身に。
形の崩れた方は・・・
海鮮丼にしました。
ちなみに、アラのエッジの部分は煮物にしました。
が、完成品の画像がなかった。
残念。
さあ、それでは早速・・・・
いっただっきもぁ~す!
まずはお刺身から。
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
うんむ、普通にんまい。
何か中落ちだからってモノをあまり感じない。
やや歯応えがあるのか?
鮮度の問題か?
わかりませんな。
体の中心部だからか、蓄養魚でも脂っ気は弱い。
さて、海鮮丼をば。
もんぐもんぐ・・・もんぐ・・・・
おいちい ♡
脂ギッシュな部分より沢山喰えますな。
ガツガツ喰うならこのくらいがお勧めじゃ。
ああ、もっと喰いたいけどお腹いっぱい。
いと悲し。
ウキッ!
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