出張先の小売りで見つけたヤズの刺身

“喰っちゃあいかんのか?” へようこそ!

今日の食材は 「ヤズ」です。
山口県では、ブリの幼魚をヤズと呼びます。

ブリはスズキ目アジ科ブリ属の魚。

関東でいうところのイナダ、関西でいうところのツバスって感じかな。

今回の獲物は萩産。

山口県の山陰側ですな。
そして、ここは山口県は岩国市だ。

一般的に言うところの出張さ。
地元のスーパーを物色していると良さげな魚を発見。

1.5kgくらいかな?598円。

これは喰わぬわけにはいくまい。
しかし、ホテルに宿泊という不自由な環境なのだ。

どうする?諦めるか?
いやいや、やってしまいましょう。

準備物は・・・・
まずは、おはし。

安い焼きそば等を買ってハシはもらう。
醤油。

小さなものを買う、どうせ使うし。
カッターナイフ。

百均にて購入。
新聞。

ホテルでもらう。
タオル

ホテルのものを使用。
申し訳ない・・・

さて、早速捌きましょうか?

ホテルで魚をさばく場合、作業僕場をどこに構えるか?
これをまず決めます。

基本的にまな板が無い為、流しのところはさばきにくい。
高さ的には便器のフタの上がベスト。

この上に新聞を厚めに置き、魚をさばいていく。
血っ気の多い魚の場合、浴槽を使います。

シャワーで流しながら処理が可能です。
今回は浴槽で処理を行います。

まずはウロコを落とします。

ウロコが飛び散らないように削ぎ落とします。
今回は頭やアラはさすがに有効利用できない為、利用しません。

よって、雑な処理にはなりますが極力内蔵に刃を入れる事無く捌いていきます。

要はろっ骨にそって刃を入れていくってことですな。

なるべく血を流さない為の処理。

今回カッターナイフなもんで、皮を引く前に体側の骨をすき取ります。

通常の身のままでは刃渡りが足りず、皮が引けないんです。

身が細くなったら皮を引いてサク取り完了。
余分な水っ気はタオルで拭き取りましょう。

このタオル、よく水を吸うんです。
ま、どんな洗剤使ってるか若干不安ですがね。

根本的に食品用ではありませんから。
あと、使ったタオルはすぐに洗ってください。

時間が経つと汚れが取れません。
バレないように?

ウキッ!

あとは切るだけですな。
新聞か、発砲トレイの上で切りつけましょう!

さあ、でき上がりました。
大量の刺身です。

居酒屋などでこれだけ大量の刺身を頼んだらとんでもない金額になります。
ま、手間はかかってますが。

さ、それでは早速・・・・・
いっただっきいもあぁ~す。

もんぐもんぐ・・・んまい!

脂が乗っている訳ではありませんが、それなりに美味しい。
日頃まともに刺身が喰えないウップンをおおいにはらすのだ。

ふんっ!

もんぐもんぐ・・・
・・・・・・もんぐもんぐ・・・

うぐぅっ・・・喰いきれねぇ。
一休みだ。

幸いにも冷蔵庫付きだった。
助かったわい。

げほっ。

みんなは絶対にマネをしないように。

何?そんなことする訳が無い?
そうでしょうねぇ。

おいらもそう思う。

んごっ!

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