生カラスミのパスタ

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喰っちゃあいかんのか? へようこそ!
今日の食材は 「ボラ」です。
ボラはボラ目ボラ科のお魚。
おいらはボラが大好き。
ここでの登場回数もTOPさ。
季節は晩秋。
10月も終わろうとしている頃のお話。
おいらは、下ノ加江川に釣りに行っていた。
夕方、現地で準備をしていると、川面に魚の気配が・・・
沢山のボラが遡上してきている。
ここは、コイやナマズさえ泥抜き不要な清流。
ボラも泥臭くないのは確実だ。
ちょっと頂きますか?
で、さくっと頂き♪
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その後釣りを終え、自宅へ。
さっそくボラを捌くと・・・
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ら、卵巣がぁ~・・・
あった ♡
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ほら取れた。
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しかし、2匹目の卵巣が・・・・
まさかの損傷。
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ぐぬぬぅ~
だが、ここで諦めてはいかんっ。
考えてみたが、別に単に塩蔵でも良いのでは?
んだんだ、そうすべ。
とりあえず
きれいに取れた方に塩をまぶして冷蔵。
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で、破れた方の卵巣から卵だけを取り出す。
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おおぉ・・・黄色と言うよりレモン色に近い?
ちょっと、魚介系食品ではあってはイケナイような色合い。
適当に塩を投入。
淡過ぎは腐敗の原因になるから、やや塩辛いくらいにしよう。
混ぜ混ぜして、しばらく置くと色がヤマブキ色になって行った。
なかなかそそる色合いだね。
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少し味見を行う。
ま、塩分はこんなもんか?
そして数日間放置。
のつもりが2週間くらい放置しちゃった・・・・
えへっ♪
なんか水分が出てべちゃべちゃになりそうなもんだが、最初に混ぜた時とほぼ同じ状態を保っていた。
少し喰ってみる。
もぐもぐ・・・
あら、カラスミの味わいだね。
そりゃそうか?
生カラスミとでも名づけるか?
むっふっふ・・・
でもね、検索したら既に存在していた。
やられたね。
そのお値段・・・・
250gで5,000円以上。
業務用って書いてた。
高いぞなもし。
今回の経験からすれば、取り出しに失敗してキズの入ったボラの卵巣を安価で入手し加工したものだろう。
そうか、おいらの作った生カラスミは高価なもんなんだな。
やるなぼくちん。
さて、コイツを使って何か作ってみよう。
ありがちではあるが、パスタにすべ。
何よ、文句あんの?
まずは麺を茹でよう。
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頃合いを見ながら、中華鍋を熱しサラダオイルを入れニンニクを投入。
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さらにバターを加える。
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バターが溶けたら、火を止める。
そこへ茹であがったパスタと今回の生カラスミ?を投入。
調味はこの生カラスミのみで調整。
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良く混ぜよう。
皿に盛り付け、一味唐辛子を振ってみた。
さあ、完成です。
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それでは早速・・・・・
いっただっきもぁ~す!
もんぐもんぐ・・・・
んまいっ!
ま、普通に美味しい感じ。
何の変哲も無いカラスミ香るパスタですな。
バターを加えてますので、コクもあります。
乾燥したカラスミを使った時のようなボサっと感が無いのは生カラスミ?だからでしょうか?
さあ、みんなも晩秋にはボラをGETするのじゃぁ~~
ウキッ!

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